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2016年5月 1日 (日)

【ハイレゾ音源再生】Fernando Sor - Guitar Sonatas/Ricardo Gallen(DSD11.2MHz)

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●はじめに

妻がギターサウンド大好きなのだが「ダラダラ流しておけて」「音がイイ」ものが中々ない。フュージョンなら幾らでもあるのだが、もう少し緩慢な(BPM低い)方が良い。

かといってクラシックでギターモノというと「アランフェス交響曲」程度。既に持っているが他にないか。

行き着いたのがこのアルバム。17世紀スペインのギター演奏家・作曲家フェルナンド・ソル(Fernando Sor:1778-1839)の作品をRicardo Gallenが弾いたソロのソナタ集。スペインのEudora Recordsの手により教会で録音されたという。DSD11.2MHz。このハイレート音源はまだ珍しい状況なのでインプレを書く。出力はPCよりUSB→デノンDCD-SX11→ヤマハDSP-Z11→ヤマハNS-F500

・ギター・ソナタ第2番 「グランド・ソナタ」 Op. 25

4曲アソート。1曲目Andante largoは哀調を帯びた立ち上がりで教会のホールトーンが切ない。胴鳴りにフォーカスしたような録音でスタックスでしゃりしゃりかりかりという感じではない。なのでスタックスはナシで行こう(BGM兼用だからそれで全く構わない)。

2曲目Allegro non troppoは聞けば誰もが「スペインでしょ」という音符の運びで陽気。録音したという教会ホールを巡る残響が良く捉えられ、包み込まれる。ソロだしギターだし、あまりこう左右が定位がという楽曲でも録音でも無いが、ピックが弦を擦るキュッという音が鋭い指向性を示し、「ピックの当たる位置」と「弦を押さえる指の位置」の距離感も出る。

・グラン・ソロOp.14

こちらは1曲の中で短調スタート→長調転移と動く。柔らかく立ち上がり、転調後は「ふんふんふん♪」と口ずさみたくなる。クラシックは重々しいの多いので、たまにこういうの鳴らすの良い感じ。

●まとめ

「サラッと」聞けてしまい、あまり「どうだ音いいだろ」という感じはないが、ギターの音域もあろう。その代わり弦を弾いて音波に変じ、ホール内を駆け巡ってマイクへ届く有様は克明に記録されている。256DSD聴き始めはあまりのリアルさに驚いたものだが、聞き込むと慣れてしまった。眉間にしわ寄せて聞くより、ギターの音色に身をゆだねる感じの音作り。なお、録音レベルはかなり低いので、システムのノイズフロアはかなり下げておくことを要求される。ウチはDSDではDLNA再生出来ないので、176/24を作り、ノーマライズのうえNASに放り込んだ。

肩肘張らずに、しかし結構な情報量が聞ける贅沢な佳作。

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