ポリバケツ脱出作戦~423系をドレスアップ~【その3】
3.中と外と下回り
ちなみに手順としては、台車交換&ウェイト磨き出し→ベンチレータ交換→台車取り付けて下回り組み戻し→室内灯組み込み→再組み立て
台車。見ての通りトミックスDT21がポン付け。ディテールは走ってれば差が分からないレベルだが、「ピボット集電」に出来る。これが大きい。
台車を外した状態で中のウェイト、ライトの接点をヤスリで磨いておく。
ベンチレータは例として一番右だけ鉄コレ用に交換してみた。基本ポン付けでOK。オリジナルのベンチレータは屋根穴に差し込んで中でボンド止め。こいつをニッパで掬い上げるようにして外し、鉄コレ用をはめ込んで行く。時々軸が残ったり、接着剤で穴がふさがれたままの場合があるので、ピンバイスでザグる。え?ピンバイスなんか持ってねぇ?だったらムリすることはねぇ。なお、「少し浮かしたい」向きは微妙にコントロールされたい。押し込むだけなのでそう難しくない。
室内灯はトミックス0731及びその互換品。
全部セットアップしてご覧の通り。
4.アンテナ・インレタ・そして完成
坊主頭にアホ毛を一つ。問題は位置と取り付け方法。クハ411と比較。
クハ421は同じ位置にポッチモールドが2つ(・・)。どうやらアンテナ設置準備工事の表現のようだ。なら位置はここで良い。
取り付け方法はバイスで穴開けの上、アンテナの足の片方を差し込むこととした。もちろん、ボンドで貼ってもOK。
アンテナは現物の角形をイメージしてクハ455の角形。モノは違うがまぁ雰囲気重視で。
所属標記はまず先の金属磨きを爪楊枝の先に付けてコシコシ。ちょっとコツがいるので貨車か何かで練習を。失敗しても責任は持たない。
標記を貼る。実物のここは丸みを帯びていて、忠実に模型化されているとインレタ貼りづらいエリアなのだが、この人「腰折れ+平面」で処理されていて、その手抜きが逆に貼りやすい。なお、カプラーTNにしてあるが、これは動力車側との連結がアーノルトだと反っていてすぐ外れるため。前のオーナーはカプラのバネを抜いていた。その辺はTNなら一発だ。
幌はトミックス211系用。ポン付け。よらず「ケースがきつくて幌が変形してしまった」各位はお試しあれ。
動力もうちょい調整したいが、とりあえず営業運転に供せる水準と判断したのでこの辺で。
ちなみにそんなわけで、このセットをお持ちで、「8両運転」に難儀されてる方は、台車をトミックス新集電DT21に変えてしまうことおすすめ。色々解決する。
(おわり)
« ポリバケツ脱出作戦~423系をドレスアップ~【その2】 | トップページ | 久々のSACD~The Celtic Viol~【ハイレゾ音源再生】 »
« ポリバケツ脱出作戦~423系をドレスアップ~【その2】 | トップページ | 久々のSACD~The Celtic Viol~【ハイレゾ音源再生】 »
コメント