狩りと芸術
娘がバレエの発表会の観覧に出かけるという。問題は校則で生徒が単独で学区外へ出ちゃいけないこと。親がついて行く、のだが。
「チケット私の分しかないから…」
2時間程度なら音響屋と模型屋で暇はつぶせるが。3時間と来たもんだ。
「ポケモンでも狩ってて」
親をなんだと思ってやがる。でもまぁ、ヒマは潰れるか。冒険の旅に出ようw
会場に送り届けて卵を孵化器に入れて大須へGO。なお、名古屋中心部ご覧のあんばいだが、途中松坂屋にはポケモンセンターがあるのだが、GPS電波拾わず何も出来ず、何も起こらず。
大須赤門前はポケストップ。名古屋大須は東京秋葉原に該当するエリアで当然壮大な狩り場。いいから通せよ。
eイヤホンに行き、娘用のイヤホン1万円クラスをこんこんと聞いて回る。オンキヨー悪くなかったが音漏れは如何ともしがたい。ソニー750悪くない。が
ZERO AUDIO ZH-BX700-CD。協和電線という京都のケーブル屋さんのオーディオ事業。いやびっくりした。本当に1万円のイヤホンかこれ。好バランスで少しシャリ。つまり高域強め。でもイヤホンなんだからムリして低音出すより小ささ=機敏さを生かして解像度ギャン振りでいい。それを体現。「まかせてスプラッシュスター」とか「うすむらさき」とか聞いて行くと、サ行のギリギリ攻めた表現はもちろん、音の広がり、弦楽の表現も上等。濃密まで言わないが、空間を満たす音の数として十分だ。スペック自体はf特16000であり、例えばそれはゴシップハープで弦を弾く「ピン」という音の鋭さ不足、などに出るのだが、娘のウォークマンにはヴォーカル物しか入ってないし、kalafinaの再生問題なく(※)「カリカリ感」存分に味わえる。他のも聞いたがそれぞれ「クセ」を感じ、結局コレに決めた。求ム1万円イヤンホホ完結である。ちなみに、耳介に引っかける「シュア掛け」をしないタイプ、普通にそのまま耳穴に押し込むタイプだが、しっかり押し込み外耳道をふさぐと、簡易な耳栓に使えるくらいの遮音性を有する。
(※オイラの耳のf特はテスト用サイン波で16kHzである。但し、マンソン曲線に従う増幅を要する。低域にはめっぽう強いので「シャリ志向」になる)
「ありがとうございましたー」
女性店員に見送られて小休止。
ちなみに音響機器屋で女性店員のアドバイスが得られるのは希有と言って良い。「音質」に興味がある・「ハイレゾ」という言葉を知っている音楽女子はeイヤで機材の相談をしてみるのも良い。
じょーしんで でんしゃ の はこ の なかじき を てに いれたぞ。
ちなみにKATOのスペシャルC50を4割引でオススメされたが涙をのんで振ってきた。土日鉄道の場合、テンダ旅客機は全国にいた8620か、本格派パシのC51の方が多分合う。C50は少し半端だ。
中古オーディオ屋を冷やかし、マンガ屋もぶらついてタイムリミット。狩りをしながらバレエ会場へ戻る。
但しGPS働かせて歩けたのは2キロちょっと。
卵が反応。
ピカチュウを狩ったとか、最初にゲットする方法とかネットで見かけるが、オレのは卵から生まれた。
娘からメール。
『終わった』
「下で狩っとる」
ちなみに名古屋の栄周辺3キロ程度うろついてスマホ画面のポケモン率7割超。突如立ち止まる輩が多いので注意して歩いていただきたい。ちゅーかオマエラ道の端に寄ってからモンスターボール投擲しろやw
なお娘が帰路ジムで戦いを挑みフルボッコにされた模様。
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