DSP-Z11の「後継」
DSP-Z11。2008年。当時べらぼうな値段で、しかし「AVアンプとしては出来る子」という評価であった。JBLの巨大なスピーカーシステム「エベレスト」を鳴らすことが出来るという。
8年が経過、増幅器の部分はさておき頭脳。すなわち、サラウンド再生・映像信号の取り扱いに関しては完全に陳腐化した。DSDや192kHz等ハイレゾ扱えるだけまだマシである。が、ネットワーク再生や4K8Kといった次世代映像信号の扱いは不可能だ。AVアンプはすぐ古くなる。肉体はさておき頭脳がダメ。最大の欠点。
一方で、オレ自身のシステムの扱い方もかなり変わった。コレ買った当時はドルビーシステムでガンガン映画見るつもりでいたのだが、ソース元のハリウッドが白痴化してしまった。なおブルーレイで持ってる映画はインディジョーンズとか80~90年代ばかり。
だったら、「頭脳」より「増幅」偏重とし、「頭」はすげ替えられるシステムにしておけばいいのでは。
ヤマハCX-A5100+MX-A5000。その「首すげ替え式」のセパレート。Z11の機能・価格・音質的後継。今般、「頭」だけが5000→5100に進化してオブジェクトサラウンドに対応した。ただこの「頭」、セットの価格の半分する。シアターにそこまでの情熱はない。むしろ「信号解読可能」程度にとどめ、増幅に8~9割のコストを振りたい。
そこに出て来たのこの人。マランツNR1607
オブジェクトサラウンド・DLNA・ハイレゾ対応薄型AVアンプ。特性チューニング等、Z11が持ってた「当時の水準では高度な機能」一揃い。そしてコレ重要、
「プリアウト」持ってる。であれば、2チャンネルシステムをメインに、こいつを頭脳とサラウンド用としてかぶせてやればシステム成立する。
2チャンネルシステムのコアは。
アキュフェーズE470。プリ・パワー切り離し可能。「あっ」と思った方あるかも知れぬ。この構成で価格自体はヤマハのセパレートと変わらない(頭:増幅価格比=8:54=1:7)。連動コンセント使えば、DLNAでマランツを呼び、こいつ含めた全体のオンオフもパソコンから可能となる。CDPやチューナーなどトラディショナルなコンポーネントはこいつにぶら下げ、ブルーレイやレコーダはマランツにぶら下げれば良い。(MOS-FETの音が好きなんだよ)
え?ネットワーク再生全部マランツか?妻が「MediaGo」から放る分にはそれで充分。ハイレゾ対応のDACは安価でもそこそこの音質持ってるのはifi_AudioやOPPOで経験済み。操作性重視。自分が聞く分にはOPPOの同軸をDCD-SX11に突っ込めばよろし。そしてもちろん、SX11とE470はXLRでバランス接続*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*する。
なお「録音」は現状ソースとしては「ラジオ」および他のアナログ、となるが、一応DATの過去録音と、その他デジタルへも対応可能としておき、アナログは2割してカセットとUA-55、デジタルはUA-55とDATへ送れるようにしておけば良い。するとここで、先のサンプルレートコンバータが生きてきて、UA-55で作った96/24をPCに送ると同時に48/16でDATに送るとか出来る。
・録音用デジタル送り出し:DAT・UA-55・その他
・デジタル録音&再生受け入れ:DAT・UA-55・マランツ・SX11
要は、オーディオとSRCの間に、多数入力・出力のセレクタがあると良い
amulech社AL192-4i4o-MU。光4入力4出力。
役者揃ってしまった。どうしようw
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