そして「神域」へ #ポケモンGO
義父母宅へ。
甥っ子弟の「ポケモンやってる!?」攻撃に「備えて」いたのだが、義妹夫婦はスマホにあらず、また、甥っ子兄が「つまらん」とやめたそうで、「ポケGO=つまらん」の図式が彼には出来ていたらしく、やらせて状態になることは無かった。
さて妻の実家はここであるから。
駅前はこうなっておることで知られていて。
この有様。写ってる全員がポケモンと考えてもらって良い。まとめサイトなどでは「立ってるだけで5カ所アクセスできれば神」とあるので、10歩すすめば7カ所アクセスできるここは神域である。ちなみに「ストップの数が多いだけ」と鶴舞公園について書いたが、ここは
近づいただけでこう。
発生頻度は「入れ食い」と言って良い。アイテムを取る→モンスターを取る→時間が適当に過ぎるのでアイテムをまた取る→モンスターを取る。の繰り返し。ぶっちゃけ座り込んでりゃ電源がある間は退屈しない。「ダメ人間養成所」そのものである。なおここはそんなわけでロータリー内に日がな一日クルマを止めてずっとやってる馬鹿者共が多くいる。バスやタクシーの運営に支障し、新聞ネタになったばかり。ゴミや吸い殻の散乱もひどく、ストップ削除されても文句は言えないほど。
さて「釣果」であるが、ここは
・田舎だが中心街
・海沿い
となっていて、海もの、野山もの、街もの……要は多様なポケモンが出る。今日新たに「図鑑」に加わった面々は以下の通り。スクショあるけどうざいから貼らんよ
・ワンリキー
・シェルダー
・キングラー(クラブを進化させたのではなく、野良)
・ドガース
・カブト
・ニドキング(ニドランを以下同文)
しかしこんなもん「進化」出来るほど集まるのかえ?
この他に「持ってると自慢できる」「比較的出現率が少ない」ものを「ぼうけんノート」から拾うと次のよう。
・サイホーン
・ピッピ
・スリープ
・アーボ
・ヒトカゲ
・サンド
・イシツブテ
・ディグダ
・ニャース
もちろん、「雑魚」に分類される連中はのべつどれか出ている形。なぜか「コイキング」も豊富に出るので、100匹集めてギャラドスに、とか、数時間頑張れば可能であろう。ただ、「ミニリュウ」やその進化形一族、「カビゴン」などは出てこなかった。また、ストップから出てくるボールは何故だか「スーパー」「ハイパー」の含有率(?)が少ないので、「レア」「高CP」狙いのハイレベルプレーヤは、ボールしこたま集めてから、徒歩・ちゃり・公共交通機関で、出向かれたい。
以上、「たかがゲーム」に偉そうなご高説たれているが、大人げない退廃的な有様だが、この駅前では、幼いお子さんが大きなタブレット端末で、手のひらサイズのモンスターボールを体全体で投げる姿を見た。その溢れんばかりの笑顔とキラキラした瞳。どれだけ楽しいんだろうと見ているこっちまで嬉しくなるほど。それは「ポケモン本来の仕事」であろう。そして実はこれ重要な事象で、大きな「おもちゃの革命」を示唆する。すなわち
・のべつ多種多様なモンスターが出てくる
・自分のアクション次第で様々なリアクションが返る
後者の方が重いか。おもちゃ屋で売っているおもちゃは、引き出せる反応の数に限りがある=工夫しても遊びのパターンは有限、なのだ。比してこれはどうか。ボールの当たり方、エサで釣る、レベル上げ、モンスターの強化や育成……リアクションのパターンは膨大である。もちろん応じて没入性、射幸性は高くなるのだが、「工夫の余地がある」点では相手にならない。業界は危機感を持たれて良いと思う。そしてこのことは勿論、従来のおもちゃでは何らか身体的制約で遊べなかった子供達に「遊び」を提供する。「口でタッチペンくわえて動かせる」と書けばお分かりいただけるだろう。そしてその辺の「工夫の余地」は大人がプレイして既存のツールと結びつけて初めて「気付ける」内容ではあるまいか。けなし貶める論調の方々に私は首をかしげる、としておく。
さぁ1時間もやりゃ充分だ。帰ろうず。
「ストライク」2匹ちゃうで。オオカマキリの幼虫だい。
こっちは成虫ですショウリョウバッタ。30年前に比して最近の個体はメスでも良く飛びます。「温暖化」で草が良く伸び、応じて進化したのでしょう。
駅前うろついてバーチャルなモンスター取って喜んでるおっさん達は果たして進化かそれとも退化か。
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