お隣さんに惑星が!ひょっとしたら生命が?
ケンタウルス座アルファ星。
アラビアの固有名をトリマン(発音al-Ẓulmān=ダチョウの意)という。距離4.3光年。太陽に一番近い恒星として知られる。但し現在日本からは奄美以南でないと見えない(このシミュレーションは西暦17000年頃wの東京)。
(NASA)
ちなみに一つの星のように呼ぶが、実態は三重連星である。太陽とよく似たサイズのA、Bがあり、そこから0.2光年離れてCがある。CはABの周りを「100万年」かけてめぐる。
このCを「プロキシマ・ケンタウリ」(最も近いケンタウルの星、の意)と呼び、記事はこのプロキシマ星に地球タイプの水を持つ惑星が見つかった、とするものだ。
(プロキシマ星。ハッブル)
水=生命と直結するのは我々が地球生命だからであるが。
プロキシマ星こんなサイズ。太陽に比べて質量、半径とも1/7。しかも「閃光星」といって、突如何倍にも明るく輝いたり、応じたX線などを出したりしている。惑星の位置はプロキシマから1500万キロほど。X線の量が地球が受けているそれの400倍と言われ、「太陽の光と熱」をエネルギとして生きている地球型生命の存在を期待するのは難しそうだ。
ただ、地球だって酸素を要さず、太陽光を要さずで生きている生命や、鉄ではなく銅を使って酸素を運んでいる(=血液が青い)生命とかいるわけで、応じた環境に住まう生命体の存在は否定しない。
我々はひとりぼっちじゃない。多分。
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