母への買い物父の買い物
母親に双眼鏡を送りつける。「あの星なにー?」とかよく訊いてくるからである。土星の輪は見えないが、月はド迫力。木星は四大衛星を見ることが出来、「すばる」は美麗。これからの季節に良いだろうと思った次第。演歌のコンサートやら出撃するようで、持って行くのも良い。
「母の日兼、誕生日兼、クリスマスな~」
「ありがとよー」
ピカチュウ連れて歩いていたら父親から電話。
「なんじゃい」
『あのよー、しーでーって持って歩いて聞けるか?』
…ああ。
「ポータブルCD、で検索してみそ」
(なんじゃこれは)
ちなみに父親は73歳になる。半導体メモリのウォークマンではなく、CDの理由は、メディアがアルバム別になっていて分かりやすいからである。プレイリストを作るとか、フォルダ検索するとか、一手間の理解と作業が重い。
『ああ、わかった。やってみる。で、これ、ポケット入るのか?』
「そりゃ、CDのサイズがサイズだから」
『ああ、そうか』
なお、母親は半導体ウォークマン(Sシリーズ)を所持し、音源はオレが放り込んだ。この辺り「理屈を理解できる範囲で使いたい」父親と「息子にやってもらえば良い」母親の意識の違いと言える。
ただまぁ、電子機器をそれぞれにそれなりに使えるだけ我が両親はマシか。
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