2016年ノーベル賞科学三賞について(その3)
●化学賞
「分子マシンの設計・合成」
2つあって。
・パーツである「カテナン」「ロタキサン」の合成
・分子モータの開発
(出典)
フランスのジャンピエール・ソバージュ(Jean-Pierre Sauvage)は、これら分子機械部品の効率の良い合成法を開発し、英国のJ・フレーザー・ストッダート(J Fraser Stoddart)はこの二つの状態を行ったり来たりできる「スイッチ」を開発、オランダのバーナード・フェリンガ(Bernard Feringa)は、紫外線、熱、不斉炭素原子(あ、一発変換した)
(不斉炭素・Wiki.XYZは座標軸)
で、回転数と向きを制御できる「モータ」を開発、更にコレを一斉に動かすことで、ミリメートルサイズの物体を動かすことに成功している。
・顕微鏡スケールの「機械」を作ることができる(人体内部で作業とか可能になる)
・小さいが極めて高速回転する原動機を生成できる
「分子四駆」だそうな。
(この項おわり)
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