真田丸を振り返って
20年ぶりくらいにリアルタイムで大河ドラマ全部見た。
父親の郷里が長野で、地縁が親近感を持たせたという部分もある。
まぁ、良かったんじゃね?そりゃ考証派から見ればトサカに来るような内容だったかも知れないが、信繁が豊臣家で何をしていたか、とか、女性達の有様とか、元々不明な部分も多い。そこを三谷流のコメディタッチで「想像・創作」加えて涙と笑いに仕立てた。まぁ戦国時代だからって冗談の無い日々だったわけじゃなし。いいんじゃね?
ストリーテラー()の端くれとしては、三谷の書き物に「ぐぬぬ」である。大体先読み出来る展開が多いのだが、色々と予想外嚙ましてくれた。あっぱれである。ただ、最終回は少々、噴火が不足かな。
ちなみに現場で俳優さん達の提案による直前変更やアドリブもそこここあったそう。最後の「きりとのちゅう、しながらのおしゃべり」は長澤まさみからの提案だったとか。一体になって作っていったドラマという感が大。
ただ、この先は難しいだろうね。エンタメ手段は多様化し、万人受けする分野題材は少ない。大河ドラマは日本各所から「郷土の偉人を是非」という勧誘多々あるとか。いつぞや鹿島神宮行った時も塚原卜伝を大河に……とか幟が立ってたしなぁ。
有名どころ一通り出ただろうし、だからと言って知名度の低い人採り上げたら中身が薄くなる。一方、史跡や資料の発見で隠された事実の穴埋めが出来た部分もある。それらを加えたリメイクという手はある(真田も「太平記」やった)。
楽しんだし勉強にもなった。来年はプレッシャー掛かるぜw
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