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2017年8月25日 (金)

vs.更年期障害2ヶ月経過

妻が身体起こすのもしんどくなって2ヶ月が経過。ようやく心療内科の診察を受けることが出来た。これで執れる手段は一通り取ったので経緯と状況を残しておく。

●基本メカニズム

ホルモンバランスの変化に起因する。脳からの「指示」に対する「反応」が予定通りではないため、「もっと出せ」という指示目一杯になって他の制御がおろそかになる。

①自律神経失調

元々これを持っていたこともあり深刻化した。睡眠・体温・血流の制御がおろそかになり、不眠・ホットフラッシュと呼ばれる灼熱感・発汗・動悸・ほてり等各種発現した

②心療内科的症状

・強い不安障害と感覚異常が発現した。日常的に出来ていた家事や買い物等が非常な苦痛となり、クルマでの加速や坂道発進など「加速度」に平衡感覚異常に起因する不安・恐怖を訴えた

・テレビやゲーム、読書等連続的に脳を刺激することを忌避

③身体的変化

脂肪率が低下し、骨密度が減少。また②の影響により身体が萎縮するため、連続的な筋肉収縮による「凝り」や関節への過度の負担が発生、「肩こりと腰痛」がひどくなった。この凝りと腰痛はストレス源であるため、更に心理負担を増加させる。整形外科で背骨変形との指摘を受ける。

●対応

①婦人科的対応

ホルモンバランスのアシストを実施。ホルモン補充療法(hormone replacement therapy:略HRT)と呼ばれる。「指示目一杯」に入り込むことを抑止する。

②整形外科的対応

整形外科によるリハビリテーションと痛み止め処方、カイロプラクティックでの施術を実施。凝りと痛みの寛解と骨の変形抑止を目指す。

③心療内科的対応

睡眠対策と精神安定、抗うつをを目的に処方を受ける。

●状況

凝りと腰痛は「進行抑止」状態と判断する。感覚異常等も緩和傾向。精神安定系はまだ始めたばかりで様子見。

●その他

①よくある「対策」の実践結果

「更年期障害」で検索して出てくるブログは九分九厘サプリの宣伝である。プラセンタとかね。が、症状の重さや何が効くかはそれぞれ様々なので、まず婦人科に相談。これが大切。ちなみに血行関係でビタミン剤やレバーの採取、味覚異常に対して亜鉛サプリなども少々やったが、まぁ気休め。ただ、心理的にパニックになった場合に落ち着きを取り戻す手段として「自律訓練法」「アロマテラピー」は役だった部類。

②困ったこと

心理的な壁が必要な行動を抑止する場合、これを越えるのが難しい。不調の自分とだけ向き合っていると不安だけが増加してうつ傾向がひどくなるので「気晴らし」を進めるのが基本パターンなのだが、外出もテレビやゲームも拒むので選択肢を提示できず難儀した。音楽でヒーリング系だけは「気にならない」。スイーツや果物も積極的に採れた方なのでそこは良かったか。

●夫が知っておくこと

男は死ぬまで男性ホルモン産生されるので、妻に起こる「急変」を理解するのは難しいかも知れぬ。「女の更年期障害」というとヒステリーがステレオタイプな表現だが、それは一形態に過ぎず、心理的・身体的変化が同時多発的かつ斑に発生する。「何でそんなこと考えるの?/そんな言動が出てくるの?」非論理的なので理解しがたい内容の場合が多い。例えばヒステリーの場合、ゴミの取りこぼしとか些細な内容で怒鳴り散らすし、うつの場合「あの時ああしておけば」な今更どうしようもない後悔や「この先どうなるんだろう」という今考えてもしょうがない不安で眠れないといった案配になる。家事放棄やセルフネグレクトも良くある。実際、妻の更年期障害に伴う急変で「離婚」に至る夫婦は一定数いる。

が、こここそ夫の本領発揮である。「そういう病気だ」(病気じゃないが病気を伴う)と知っておけば、理解しがたい言動だと妻をなじったりムキになって反論する必要もない。逆にそうだと気づいたら婦人科へ連れて行く算段を考えて欲しい。ちなみに「家事がイヤ」は普遍的なパターンなので、応じたスキルを身につけておく必要がある。「炊事洗濯」と付随する「買い物」は限られた時間で一度に済ます必要があるので、会社勤めには生活パターンの拘束が発生する。場合により診断書を取得して家事を行う時間の確保や通院のための休暇取得等、会社側の合意を得ておくことが肝要となる。ちなみに診察には極力随行し一緒に話を聞いた方が良い。感情的になりやすいので、冷静な男の理解とサポートが必須だ。身体が思い通りにならず不安な妻に「一人で頑張れ」とかとてつもなく恐ろしい物言いであることが判るだろう。絶対に一人にしてはならないし、共同で立ち向かわないと越えて行けない。なお「実家に帰れ」は絶対にやってはいけない。更年期障害は心身を萎縮させる反応なので、それを加速させてしまう。

●あなたが誰かの妻であり「更年期障害」と言われたならば

更年期障害は心身を萎縮させる反応。これが厄介である。対抗するには身体を動かして筋肉を維持し、心理面で「気晴らし」がどうしても欲しい。そしてこれらは貴女方が動いてくれないとどうにもならない。汗かく程度の運動、最低限ラジオ体操。課金ゲームでもいいから「ひとりぼっちで考え込む時間」を作らないように。ちなみにポケGOに夢中になるのは心身両面の必要事項を同時に満たすので実は歓迎だったりする。Ingressでも勿論OK。ネットとスマホの時代ならではの更年期障害対策あって良いはず。なお、不眠の場合、婦人科でも入眠剤の処方を受けられるので、まずはそこから。

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