おいこら老害
戯れ言。
相変わらず若者達の給料が上がらない。「若者の~離れ」と言うが、お金がないだけ。スマホ代金のせいと言われるが、スマホ放り出すほど夢中になれるものがなく、応じた可処分所得がないだけ。売れる努力もせずお金もあげないでお金使えとかバカか。
景気は上昇と報道されるが、少人数が大半の富を握っていて、彼らが動いて見た目増えたように見えるだけ。しかもそれはお金が富裕層の間を循環しているだけで、コンテンツや物品の購入にはつながっていない。ため込んで死んで骨になってそれどーすんだ。
毎日スーパーに買い物に行くが、トウモロコシが98→100円とか、バナナ158円→200円とか、じわじわ値上げしてボディブローのように効いてくる。みんな閉店間際に買いに来て半額シール貼られるのをハイエナのように待っている。
営業の知り合い曰く今月の今週の今日の売り上げは~とガンガン言われるという。背景に「宵越しの銭はしこたま持て」という「ステークホルダー」()向けのパフォーマンスが透けて見える。日銭かき集めて目先のキャッシュフローを大きく見せる。
ここに企業体として将来どう立ち回って行くのか、という理念との乖離が見られる。売れてる物をオレも売る、というのは誰でもできるしある程度成功する。しかし本当に必要なのは「他社が真似したがるような」売り物の創造であろう。
それは当然、ポッと出ではなかなか得られるモノではない。要素技術を組み合わせ、商品と市場を育てて行く必要がある。当然、市場が立ち上がるまで赤字であろうし、失敗のリスクは背中合わせ。しかし、そうして立場を得た市場と製品はその企業の代表となって「顔」「個性」たり得る。
されど経営陣は金を出さない。なぜなら経営陣は失敗が許されないから。「ステークホルダー」が良しとしないから。みんな同じモノを作って株主に媚びを売る。そこに消費者ニーズは影も形もない。消費者はどれを選んでもみな同じであるから、「顔」が見つからない。
これは結局長期的に安定した収益が得られないわけで、更に日銭集めが必要になる。製品やサービスは横並びのまま発展や飛躍がなく陳腐化する。するとそれは変化を嫌うという老害のステレオタイプとの一致を見る。
逝ってよし。もう昭和じゃない。
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