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2017年12月27日 (水)

ものづくりに関する短い考察2017

「日本のやり方」は「世界のやり方」からずれつつあるを実感した年であった。そりゃそうだ。黄色いサルにやられっぱなしだった欧米としては、それを潰して別の方法で席巻することを考えるわけで。で、出来上がったのが、前にも書いたが「新品の製造機械を駆使してじゃんじゃん製品を作り、機械がメンテの時期になると、製品自体をモデルチェンジして製造機械も更新する」というやり方。手作業であれ、製造機械の調子をメンテして狙い通りに作るであれ、日本の職人気質が介在する余地はない。あとはネット使って囲ってしまえば良い。製品・製造機械・それらの管理……全てを手玉に取る完璧な護送船団だ。今から日本が張り合ってどの程度入り込めるか。

ただ、これらは、不良損失>販売利益が成り立っていること前提の無駄の多いビジネスではある。日本は不良潰しをお題目に掲げる。電子部品を基板にペタペタ貼るだけの製品なら不良のリスクは少ないが、化学反応を用いる(電池)・メカニカルな部品や構造が多い製品であるほど、機械化・自動化の出番は少ない。最適値の管理が機械の手に負えないからだ。ただこれも、数値で管理出来れば機械化不可能な世界ではなく、画像処理と人工知能の発達でやがて追いつかれる可能性は高い。このわずかなタイムラグが日本に残ったチャンスではある。

後は「機能」そのものの発明と、機能を実現する仕組みの品質向上しか道はない。ここで「機能」こそは、「あれば便利」という人間の感性に基づくもので、人間の意思でしか生み出されず評価されない(はず)。ただ、スマホのような既存技術を組み合わせて新しいソリューション、では、既存技術自体が有限なのでいつか枯渇する。必要は発明の母と言うが、それは不便の克服に適用されこそすれ、本当に欲しいのは新たな利便である。楽しい、早い、快い、無駄がない……「こんなことも出来る」」五感に帰結する次元で、何か未開拓の分野はあるのだろうか。

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