インフルエンザのインフルエンサー
経済で言う「インフレーション」も同じ語源だと思うけどね。
(これも)
妻と娘とようやくインフルエンザが抜けてきた。タイプBである。
「うちはAだったの」
「うちはB」
近所の病院でママさん同士が自慢げに言い合っていたが、AとBは免疫的に全くリンクしておらず、どっちにもかかるし、両方に罹かりうるし、同時に罹かりうる。この他に「新型」がある。新型は診断がやや難しいという。
Bでやらしいのは「熱があまり上がらない人もいる」こと。この場合本人も自覚無いままインフルエンザウィルスをまき散らしてけつかる、こういうことになる。ちなみに冬の始まりはAが流行り、半ば過ぎにはBが流行ると言うが、今年はそういうこと真に受けない方が良いようだ。なお、インフルエンザはコロコロDNAが変異するので、予防注射を受けた人が後半になって罹ったりする。
我々の子供の頃は学校で全員が予防注射をしていたが、副作用ガーの発言力で取りやめになった。すると感染拡大が増えたほか、お年寄りがインフルエンザで命を落とす確率が上がってきた、という研究がある。これは子供が持って帰って年寄りが罹るのみならず、子供を含めた感染可能者が社会に増大することによって、弱い立場のお年寄りが命を落とす流れの存在も示唆する。副作用を発症する子供の数と、インフルで命を落とすお年寄りの数、という、文章で書くと恐ろしいトレードオフが存在する。
「罹るわけがない」「料金が高い」ではなく、可能な限り総リスクを低減する行動が必要なのだろう。
最近のインフル注射は針が細いから痛くはないよw
名古屋市はまた雪。
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