疲弊した
頭がぼーっとしている。いやいつもだろは禁止。
名鉄瀬戸線が小幡駅構内の枕木をコンクリート製に交換し始めた。「枕木」と木の字入ってるが、耐久性も固定性能も木材はお呼びでない。名鉄カネないとはいえ、ちっと遅すぎやしないか。やらないよりいいけど。
トミックスが「四季島」にキャノンプレシジョンと共同開発したモータを載せるという。モータは大量にコイルを巻き巻きしないとならず、これがコストと性能に影響するのだが、最近のコアレスモータはロボットで高速巻きするので、昔ながらの電機子モータより低コストでばらつきも少ないらしい。M9モータを駆逐して欲しいところ。
鉄道ピクトリアル「DF50」を買う。1000psエンジンの発生する強大なトルクを受けられる変速機構が開発できず、発電機でモータを回すという方式を選んだ機関車。昭和32年の話。負荷と速度から要求される電圧電流を発電性能をコントロールして確保している職人技の世界。今はモータ系とエンジン系とで通信して「こんだけの出力ちょうだい。あとはモータ側でやるわ」「あいよ最大効率でパワー出しとくわ」で済んでいる。そこには変速機高率とかねじりモーメントとかややこしい世界は存在しない。「面倒なことは考えなくて良い構造を選ぶ」それもまた技術である。但し、面倒なことを設計する技術は失われ「ロストテクノロジ」と化す。いいのか悪いのか知らんけど。
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