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2018年11月 1日 (木)

平成30年を経て変化なきもの

ショルダーバッグの如くであった携帯電話がこの30年でスマートホンに進化した。応じた電子部品の小型化があるわけだが、それだけの時を流れてもなお、当時と変わらぬ姿・形・大きさの電子部品が存在する。

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電解コンデンサ。

確かに「寿命」は伸びたように思われる。電解液やそれを含浸している紙など研究の成果であろう。だがいかんせんサイズがでかい。この電圧と容量はこの30年間で進歩がない。

もちろんそれは原材料が持つ理論限界で動いているからかも、と言える。電線で言うと、「一度に動ける電子の数」…すなわち電流は、材料金属で決まってしまう。

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(日ケミのサイトより)

同じ事がこの電解液ロールケーキ部品にも言える。ただいかんせん、同じプリント基板に乗っていた抵抗や半導体が、虫眼鏡使わないと鼻くそと見分けが付かないレベルになっているのに比べてあまりにもデカくなりすぎている。爪楊枝専用の迷路みたいに高密度に実装しても、それを動かす電源のコイツが基板の隅にドラム缶の如く立ち並んでおるわけで、台無し感が半端ない。

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「向かい合う平面同士。極力間は狭く」これで貯め込めるエネルギは決まってしまうから、如何にミクロに作り込むかが勝負になる。ナニ?無理言ってんじゃねえ?技術者舐めるな?だから多分そこは今の延長線には答えは無くて、ブレイクスルーが求められているのであろう。

「クオークは振動する26次元のヒモで出来ている」

これに近しい発想・発見が待たれる。

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