「ねじ」という品質の罠
(ネタ元)
ねじは「つなぎ止める」及び一部は歯車にも応用され、人類の近代工業の根幹を成す部品であり発明である。
が、しかし不良が絶えない。
・ねじ自身の不良
・納品間違い(違うねじを納品)
・サイズ間違い(直径)
・長さ間違い(あまり・不足・ねじ山掛かり不足)
・まっすぐ締めない(かじり・ナナメ締め)
・締めすぎ(ねじ切れ)
・緩い
・締め忘れ(仮締め放置)
・本数不足
・本数過剰
・製品の中に落とす
・材質が違う(鉄・クロム・ニッケルetc)
・種類間違い(タッピング・皿・プラスマイナス)
・複数本ある場合の順序
・ナットやワッシャーの同様な間違い
・ねじ締め応力による周辺部材への副作用
あと何かある?
「トルクアップチャイムを付けたんですよ」
「ほう」
電動ドライバーが、規定のトルクまで締め上がるとピンポーンと音が出て、以下、ピンポンの回数を機械がカウント。
「規定の回数カウントすると次のねじ締めのためにリセットされるんですよ。で、最初の1台作る前のお試しで締めたダミーをリセットするの忘れまして。本番でリセットのチャイムを信じて最後の一本締めるのを忘れまして」
「……」
21世紀も18年が経過しようとしている。
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