人手不足というか、何というか
「人手不足」の対策が「外国人労働者」ってそれ本当かな。
答えみんな知ってて「安月給でこき使われる奴隷労働者」が不足してるのが実際。でもちょっと切り口を変える。
トラック運転手の応募者がいない。理由は3K…だがちょっと待って欲しい。
誰もが接触するトラック運転手って「宅配のドライバー」だと思う。が、単なる荷役だけでないのはご承知の通り。代金引換があってコミュニケーション能力が求められて…工場なんかだと荷造りやフォークリフトによる積み下ろし(しかも客先ごとのルールで)、とかあったりする。要するに「多能工化」しているのである。類例にコンビニ店員。何でも出来なくちゃならない。
しかもその辺はここ10~20年で急速に進んだ。すなわち、当初からドライバーだった人は徐々に求められたスキルを見つけて行けたが、今からドライバーになるという人は一気にそれら全てを備えなくてはならない。スクショ元記事に「講座」とあったのはその辺だろう。ドライバーとして身を立てるスキル、育成に要する時間とコスト、お給金…「そんなに」と「それだけ」の食い違いは大きい。
それは当然、更に「言語の壁」がある外国人労働者では尚のこと成り立たない。議員なんか所詮労働者の上澄み、リアル現場を知っていればこんな無理筋出てくるはずがないのであるが。
「環境に順応した労働者」ではなく「労働に適した環境作り」が必要なのと違うか。
ちなみにこの辺で最悪のは「ジャストインタイム」だと思っている。間に合うように届けるためには前入りしておく…朝8時頃始業前の工場にズラリと並ぶトラックを見るならば大抵はこれである。これでどれだけの時間とエネルギが無駄になっていることか。
「準備と後始末」にリソース食いつぶされる前にやることはたくさんあるぞブルジョア共。
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