小鉢の罠
違う。
違う。
リニューアルされた工場食堂が非難囂々。端的には量が減った。カレー系は1000kcalあったものが850kcalになってしまった。実はこれは深刻に切ない。
「食って」「腹を満たす」ことはストレス解消の効能もあるのだ。なのに食っても満たされない。「ひもじい」のである。が、ここに悪魔が現れる。メイン食の他に小鉢がオプションで追加されたのだ。カレーの後ろにはミニカツだのミニサラダだの並んでいる。但しこれらを選択すると総計は旧食堂の40円アップとなる。他のメニューも同じ。唐揚げ2個とか鯖味噌とか、腹一杯を40円アップで誘ってくる。
40円。実はこれは深刻に大金である。満腹オプション40円×月20日×12ヶ月=9600円!ちょっとしたディナーコースが食えるではないか。
遠路はるばる食堂まで歩いてきて、5分ほど行列で待たされて、ひもじいか貧乏か。
結果、何と購買に行列が生じた。コンビニ弁当やジャンキーな菓子パンを食った方がよほどいいというわけだ。実際、ちょっとした菓子パン2つも食えば1000kcal位サクッと確保できる。
栄養士の意見だけ聞いて決めると大体こういう結果になる。「おっさんの大集団が飯を食うところ」の大義を再考頂きたい。
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