家を買うまでの経緯その2【おうち】
名古屋に戻ったのは2012年。勤め先は「社宅は10年」(それ以上住みたい場合は追加料金)というシステム。これによれば前回名古屋にいた期間を通算し、一方で転勤による期間延長を加え、滞在期限は2020年3月。
「でも(娘の)高校卒業=2021年3月までは動きたくないよね」
ちなみにこの時点では少子高齢化・人口減少による空き家増加が見えていたうえ、名古屋にオレを戻したと言うことは工場封じ込め飼い殺しであろうから、中古を安く買って定年までにローンを返せばいいや位ののんびりしたスパン。「中古」の理由?築10年買って30年住めれば俺たち死ぬだろ程度。
「ボーナス片方手つかずで貯めておけば、財形貯蓄の積み立てもあるから、それなりになるんじゃね?」
「消費税上がるけどどうしよう」
「うーん」
要するに具体的なものは何も無く、お金だけ貯めておこうか状態。で、事情が変わる。2017年10月。義母が亡くなったのである。
(つづく)
« 家を買うまでの経緯その1【おうち】 | トップページ | 家を買うまでの経緯その3【おうち】 »
コメント