御移徙
「ごいし」あるいは「おたまわし」と読む。仏壇の引っ越しのこと。一旦、仏様の魂を抜き(お精抜き)、転居先で再度魂を入れていただく(お精入れ)。
今日はそのお精抜きの大事な法要なのだが、心療内科をこの日に設定せざるを得ず、妻に任せて後から参上。実用一点張りで義父の引っ越しの手付けである。妻が着ていた晴れ着とか、「必要だが当面使用予定無し」をNOAHの荷室のデカさにかまけてボカボカ積み込む。
「布団と仏壇と自転車いっぺんに運べないよね」
「自転車は次の日取りに来りゃいいし」
「エアコンと茶箪笥」
「そりゃ引っ越し業者だ。5月になったら単身世帯向けで頼めばいいでしょ」
オレもそうだが男の着る服なんざ日常の着回しとお出かけ一張羅で充分なのだ。ただ、大きなおうちから運び出すのがそれだけになってしまうというのは一抹の、という部分はある。オレが鉄道模型やらオーディオやら付属品持ちすぎだという異論は認める。
来週の今日、全員が新居に揃う。
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