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「収納」は空間効率よく行いたいもの。新居ならなお。
「う~ん」
妻が悩んでいる。洗面台の下のスペース。洗濯・水回り清掃関係・石鹸類の在庫。ここに置くとしたらこんなもんだろう。ネット検索すると出てくる画像がこんな感じ。
・スッキリきれいだが使いづらそう
これがオレの認識。ちなみに工場でも「整理・整頓・清潔・清掃・躾」を「5S」として職場の基本と説く。そっちで画像検索するとこうなる。
どこがちがうのでしょう。
「仕事は出来るが机の上は汚い」という社員が一人や二人いると思うが、その人はなぜ汚いのに仕事が進むのだろう。こういう人は観察していると分かるが、多くの場合、積み上がっている書類は上の方が回転が速く急ぐもの、下の方は後でも良いもので、机の上にあるのは常に視界に入り手を伸ばせば届くもの、だったりする。パソコンのデスクトップ画面もしかり。「抱えてるタスクの一覧と優先順位」そのものなのだ。
で、二つの画像に戻る。5Sの方、工具の型がスポンジに彫ってあってそこに納めろ、が分かりやすいと思うが、
・その状態で引き出しなり棚の外から見えている
・引き出し等の格納場所から引っ張り出せば工具が並んで見える
「タスク(を進めるツール)」が一覧で見えるのだ。しかも手を伸ばすか、蓋を開けるだけで取れる。ワンアクション収納と名付けよう。それでは洗面台下の画像はどうか。
・洗剤等を小ラックに納め、小ラックを集めて棚に積む
5Sと比べて以下を指摘できる。
・何がどこに入っているのか収納庫の蓋を開けただけでは見えない
・目的のものを取り出すのに収納庫の蓋を開け、ラックを引っ張り出さないとならない(ツーアクション)
「どこに何を入れたか覚えておけばいい」
そうなのだが、使いなれない者はどうすればいい?石鹸なくなったから出したい。大掃除で使う洗剤を出したい。頻度も異なる。よく使うものは上や手前、そうでないものは下や奥。するとそう、容器の形態や大きさもまちまち。「大きさの似たものを集めて棚の高さに合わせて入れる」というこの手の見栄え重視収納とコンセプトが異なってしまう。しかも、開けて、また開けて(引っ張り出して)、それからようやく探す。ツーアクション収納。
実はツーアクション収納というのは「仕舞う」のがまた面倒なのだ。用事は済んだのに開けて、開けて、閉じて、閉じて、と4つの動作を余儀なくされる。そこに「無駄」を強く感じるのだ。
多くの男がこの手の収納にいまいち乗り気でないのと、「カリスマ主婦の提案」みたいなのばっかなのはそのせい。男の合理性と相いれないのだ。
「って、4月4日に部長報告だからセンチメンタルしてるヒマねぇぞ」
挨拶に来られる人、今日が最後というメールをくれる人、机の周りを段ボールに詰め込む人、過去をシュレッダーにかける人。
代わらず仕事を続ける大多数。
日常と非日常が共存し少し不思議な風景を醸す。またね、さよなら、ありがとう、後を頼む。
一つの境目が午後5時を迎え、新しい時代の告知がもうすぐやってくる。
って、カッコつけて書いたけどこの記事内容がないよう。
FM1素子でガンガン受かるような街中だがAMは冴えない。FM補完放送だと東海ラジオだけ受かる。アンテナの向きが悪いのか。
「AMステレオ」始まって久しいが、そのメリットを感じられない。コンテンツのお粗末さは書くまでもない。ぶっちゃけ「プロ野球中継」以外、コンテンツとしては死に体ではないのか。信濃町にあるS学会のCMばっかだし。
民放局が割に合わないとしてAMの廃止を求めているそう。解らぬではない。聞く人が居なくなって更にコンテンツが貧相になる悪循環だ。ただ、電波が遠くまで飛ぶうえ、受信機が安価、下手すりゃ鉄管とガムのアルミと「歯」だけで聞こえるので、災害時の情報ソースとして重要なのだ。ついでに言うと、「FM」という存在、FMラジオの受信方法を知らない高齢者は多いし、だからって新しいラジオを買ってもいじり方を覚えられないという方も同様に多い。
こういうのをプロダクトオリエンテッドという。ユーザの意図しない購入の要請。最たるものはパソコンのOSだが。
…ペッティングちゃうでw
キッチンボードを入れる→台所周りの荷物を片付ける→エアコンを移植する→その下の空間にテレビボードとAV機器を収める→台所周りの荷物を置いてある空間にこたつをいざらかす→こたつに展開しているパソコンとプリンタをパソコンデスクに移す→空いた空間にCDラックを移す→線路を展開する
の、玉突き整備待ちなので、ここ数日ダンボール戦争は休戦状態である。線路をどう敷きまわそうか、オーディオはどう配置しようか、絵(きたのじゅんこ)はどう飾り散らかしてやろうか、妄想だけ逞しくしている。
時間がもったいないような気もするが、ちょっと疲れてるしまぁいいか。
でも電気ガス水道の請求書は来てるし、クレカとか住所変更しなきゃだし、クルマは6カ月点検だし、げ、自動車税5月やん。
休む暇はなかった。
名鉄名古屋駅は上り下り各1本の線路で、名古屋を通るあらゆる列車を捌いている。豊橋方面…西尾方面…常滑方面…で、少しずつ停車位置をずらし、応じて待ち客の並ぶ位置を変え(ホームに何本も待ち客の列ができる)、数分間隔でストップ&ゴーをしている。
これは慣れた人でないと「何処行きはいつどこへ並べばよいか」が分からないことになる。ちなみに、特急の座席指定だけは、2本の線路の真ん中に専用のホームを設けている。
これをリニアに合わせて上り下り各2本の線路に変える。
ネットでは現状のカオスな駅の姿が消えると惜しむ声が目につくが、リニアと空港の結節点としてはしかるべき対応と言うべきだろう。それでも多分、常時相互発着(1番線に到着しつつ2番線から発車する、みたいな)の忙しい駅に変化はあるまい。
どころか、個人的には「枇杷島分岐点」から「金山駅」までも複々線化して然るべきと考える。名古屋本線系と、犬山-常滑・河和線系をきれいに振り分ける事が出来るからだ。名鉄金ないから無理だと思うけど、リニアの為に名古屋駅周辺ごっそり掘り返すなら、きちんとボトルネック解消はしておくべきじゃないのか。もちろん、隣接する地下鉄や近鉄、真下に来るリニアともシームレスな乗換可能構造が最低限だ。
名古屋城の木造再建より優先度高いように思うけどね。
足指の痛みは徐々に減ってきている。しばらく止めていた「夜のポケGO」を再開する。家の周囲をぐるっと回って1.4キロ20分。細い道、すり減ったお地蔵様、焼き杉の壁、戦国時代のお寺。
500年前の遺構と、明治の頃から走る電車と、濃尾地震で崩れた堤防と、戦後すぐの家並みと、全国唯一の「専用の高架線を走るバス」。
を、VRゲームしながら巡る。時空散歩。
「収納されていた貨物」は引っ越しに伴って「収納していた容器」と「貨物」に別れるので、2倍の容積を食うのである。新居で所定の位置に容器をセットし、貨物を収めるためには、作業スペースを確保したうえで所定の移動を行う。「移動」は別場所に仮置き、場合により廃却である。
鉄道模型の空き箱処理がようやく完了し、寝室クローゼットに退避していたオーディオ機器の空き箱を秘密部屋のクローゼットに移動する。オーディオは基本的に壊れるまで使い倒すので箱なんかいらんのだが、「20年ものでも数万円で売れる」と見込まれるキカイだけは箱を取ってある。これを格納する。
次に旧居で車両たちが収まっていたカラーボックス
の中身を一旦出して同じくクローゼットにいずらかす。ここには映画のパンフレットとか「捨てる気はないが後で見る可能性の低いコレクション」を収める。「今後走らせることはないが捨てるには忍びない車両」も一緒に入る。
泣き別れが確定したオーディオのうちチューナーにアンテナ線とボーズのパワードスピーカーをつないで仮復旧。ようやく「オーディオの音」でラジオが聞ける。
スピーカーは移動だけ。ここがキミの定位置になるのだが音出しはもう少し待て。
入眠剤ハルシオンさんが半分で良いようになった。会社行って帰宅後に作業……を繰り返していたのでテキトーに疲れている、というのもあったと思うが。
「風呂」が気持ちいいのだ。完全に足を伸ばして少し身体をプカアと浮かせる感じ。リラックス出来ているのだろう、耳鳴りがすっと消える。
木の床の住まいというのもあるかも知れぬ。断熱住宅だから裸足で床をペタペタ歩いて別に寒くない。
でも、たぶん、何よりリラクゼーション効果が高いと思われるのが。
そばを電車が走って行く音\(^o^)/
休みの間に会議をトリプルブッキングされるw
うち2つはどっちも出席すべきだがどっちかだけ断ることは難しい。ボウリングのスプリットに出くわした感。
体は2つない。おーいドッペルゲンガーww
「すんません30分遅れますんで、別の議題先にやっておいてもらえますか?」
オレが必要な議題をオレがいる時間に合わせてやってくれという王様スタイル。
「10分ほど抜けますね」
設計棟を上へ下へ。
「遅れましたすいません」
結果、2時間で3つの会議をこな…したのか?お、メールだ。
「頼んだ資料できてる?」
…え?(・・)
「家を買うのに掘り出し物はない」だそうだが、どっちかつーと掘り出し物の部類であろう。
●メリット
・駅まで5分
・公共施設至近
・コンビニ2分
・買い物自転車3分
・妻も自分も職場に近づく
・車庫2台分
・いろいろ病院至近
●デメリット
・娘が学校から遠くなる(使う路線は変わらない)
不動産屋は小学校・中学校への遠さを問題視したが、娘は既に高校生。何等デメリットにならない。
「線路も近いですが」
こちとら東武の線路際でザリガニ取ってた筋金入り鉄ヲタ。妻の実家も線路の近く。二重窓で防音断熱?なら申し分ないべや。
加えると「ポケモンGO」の「ジム」に家からずっと接していられる=歩き回らずともゲームが進む。
妻の実家の改築で提示された価格+αで「大都会名古屋の駅近く」である。千載一遇とはまさにこのこと。
「では意思表示エントリーしますので」
正式契約に向かって動き出した。
(自己記録を兼ねておうちシリーズ化を計画中)
鉄道模型の車両ケース。追って中古で売る時に元箱があった方が良いだろうと後生大事にとっておいたが、それで査定が着くほど貴重なものはないのであった(写真のコイツはすぐ市場から姿を消したので果たしてどうかな?)。
で、取っておいても場所を食うだけなので引っ越しを機に処分を決めた。なお車両自体は編成単位で本型のケースに移し替え済み。
雨の音を聞きながら作業。外箱+紙の台紙+発泡スチロールの中敷きという構成であり、分別を要するため当然ひとつひとつバラして分ける。
ケースもスチロールも立体造形を壊すのは難儀なので、その姿のままゴミになる。モノにより取説が入っていたりするので、量はざっくり3倍に増える。
「リサイクルの(紙)マーク付いてる?」
昭和53年の箱にんなもんあらすか。
1個1個思い出があったりするが、そういうのは「革命的刷新」の機に切り捨てないと無駄に引きずる。家を買う以上の刷新もあるまい。
思い出を捨てて、新しく作って行くのだ←何をゴミで高らかに語っているんだこのバカは
義父が8日夕刻に体調を崩して病院へ。一次診断がこれ。略称TIA。MRIを撮り、入院時問題ないことを確認の上、検査を兼ねて一週間入院。
「脳、脊髄または網膜の局所的虚血による一時的な神経学的機能障害で急性梗塞を伴わないもの」
脳梗塞の前触れとよく言われる。血栓が脳の血管に詰まり、出来て身体機能の一部に障害を生じるが、血栓が取れることで症状がなくなる、というものだ。血栓の結果、脳組織に回復不能のダメージを生じた状態が脳梗塞であるから、紙一重・表裏一体と判断される。ネットで調べると「TIAを起こした人の10-15%が3カ月以内に脳梗塞になり、その半数は2日以内に発症していることが明らか」とかある。これは「血栓」の出自が頸動脈や心臓であり、「詰まったら取れない」サイズのものが同時にあるかも知れない、と考えると首肯せざるを得ない結果と言える。
「検査」は上記機序より心臓を調べるという。「急性期は48時間警戒」も含め入院は妥当なのだが、義父ご本人は過去類例で週単位の入院に至ったことはなく、心なしかがっかりしているようにも見受けられた。
まぁ、環境変化でお疲れの部分もある。お薬に任せてちょっと休まれて下さい。
土日有効な市バス地下鉄フリー切符。
「金曜日だけど」
名古屋市のマークがコレである影響で「8日」も有効なのだ。以下を今日に集約し出かける。
・免許証の住所変更(必要な住民票取得)
・確定申告
・銀行口座の解約
・大須ショップめぐり
・旧居の公共料金精算
引っ越しシーズンなので役所は込んでいる。終わる時間次第でルートを変える。が、サクッと終わってバス-バスのルートを選定。9:50。15分乗って乗り換え、知る人ぞ知る「基幹バス」である。右折レーンより右側にバス優先の直進が設けられており、初見殺しで有名。
確定申告は「中産連ビル」が会場なので「清水口」停留所で降りる。10:30。申告書類は作ってきたので出すだけ。サクッと終了。再度基幹バスに乗って市役所。ここから地下鉄で上前津。11:00。
「口座解約です」
書類書き書き、パソコンカチャカチャ。呼び出されて現金を渡される。キャッシュカード取り上げられて終了。12:00。
昼飯はカレーうどん。店内には著名人のサイン色紙がわらわら。込んでくる前にごちそうさま。12:20。
上前津→地下鉄鶴舞線→平針→バス→運転免許試験場。地元警察でええやんというところだが、平針に中古の模型屋があるのでそれはそれで良いのである。ここで住民票が活躍。「住民票は回収します」あーはいはい。13:20。平針の駅へ戻って中古屋「ラディッシュ」古いパーツを買い集めて再度地下鉄鶴舞線→上前津。14:20。大須で電子パーツを求めるのだが、なまじ間違って「万松庵」の前なんか通るから鬼まんじゅうなんか買ってしまう。
コンデンサ買える街。
ここにはもう一個鉄道模型の中古屋があるので寄る。ジョーシンへ行って↑写真に写ってる特売ハガキでポイントゲット。これで15:10。
地下鉄&バスで家の至近のバス停に戻るが家ではなくてコンビニへ。バーコードの払込票3件。計7000円ほど。
16:00ミッション完了。なおこの7時間近くずっとポケGOを走らせていたことは言うまでも無いw
オーディオの話をする。
当初新居はタンスを1つの部屋に集中し、夫婦の寝室にオーディオラックを配する予定であった。が、タンスが片方でかすぎて予定の部屋に入らない。
「ラックとタンスを入れ替えよう」
「判った」
ところが寝室にはオーディオ前提でFMアンテナのケーブルを引き込んであった。オーディオをその部屋で使わないならケーブルがチューナーに届かないし、チューナーをオーディオに組み込んでおく意味は無い。
デッドロックw
元よりマランツAVアンプとアキュフェーズのプリメインという組み合わせを生かし、リビングにマランツとブルーレイによるデジタルAV、寝室にアキュフェーズとCDP・チューナによるハイレゾアナログ系という計画であった。ここから更にチューナが分かれる。
「チューナにボーズのパワードスピーカつなぐわ。寝室はラジオとテレビだけ」
するとタンスぽっつんの部屋に土日鉄道の線路を引き回すことになるが、オレが使うだけなのでインテリアとの調和とか考えなくて良いので、オーディオ機器はむき出し床置きで良く、スペースファクターの悪いオーディオラックは廃業で良い。四半世紀ご苦労。
・自己備忘
ヤマハセンタースピーカ←→実家BOSE121トレード
実家TEACハイレゾ録音機→新居へ
オーディオラック→廃棄
チューナー→寝室でBOSEパワードと合体
ifi_nano→寝室でPC出力を受けてBOSEパワードへ
システムが3つw
洋服をクローゼットのパイプにズラズラとぶら下げたいのだが、クローゼットには段ボールが積んであって、一旦その段ボールの中身をいざらかす場所を作りたいのだが、クローゼットに入れたい服が床を埋めていて段ボールを出せないというデッドロック。
でもどうにか段ボールを一時退避する場所を作り、クローゼット内部へアクセスする道を開く。おお、我に宿りしモーセの力←死ねバカ
・以下自己備忘
スーツ他お出かけ着はタンス。普段着は吊す。
パソに取り込んだCDときたのじゅんこは土日鉄道の倉庫(!)
オーディオラックは解雇
オーディオコンポ軍団は3個師団に分離される。
●135彷徨
義父は晩酌をされるのだが、我々夫婦は酒を飲まない。結果数回、買うのを忘れる。共に住み始め意識して買おうとすると、今度は普段お飲みになってるという「キリン淡麗」の135ml缶が近場じゃ売ってない。
「スーパードライならあるんだけどね」
「ウチの親父も好きなビールだし当面ソレでいいんじゃね?イオンで調達できるし、最悪アマゾンとかビックカメラの通販で買える」
ちなみにアルコールは血管を拡張させ、結果血圧を下げる作用があるのだが、義父はその辺を気にされたか。
「いや、安いから。うめーなこれ」
じゃスーパードライで。
●夕刊の悲劇
アパートでは夕刊を取ってなかった。新聞の本文たる反政府プロパガンダ「出来事の把握」はネットで充分だし、妻の目的である「近所のスーパーの折り込み広告」は夕刊にないからだ。されど義父は新聞をじっくり読まれる。なので新居は両方で契約。
「幾らよ」
「4千円超えた」
は?新聞業界バカじゃね?ってか、安売りの差額で4千円ペイできるのか?
「で、夕刊は?」
「あ、取って来てない」
ポストの片隅でしょぼくれておりました。要はドタバタである。
「この黒いのはヒビですね。腱が付いてて指先引っ張るので、突き指状態になるとここが割れるんですよ」
引っ越し作業中レンガを蹴っ飛ばして指先が紫色に腫れ上がり、それは引いたが痛いので整形外科へ行った。骨折はないだろうなと思ったがレントゲンで判明。
「このくらいの隙間なら4週間でくっつきます」
「はぁ」
「10日間は風呂入っても指先は入れないように」
「わかりました」
「湿布貼って隣の指とテープで巻いて固定して。看護婦が見せるからそれ覚えて。一週間後にまた見せて。腰の牽引は関係ないからやってってね。今日はいいよ」
朝ラッシュで足を踏まれるのコワイのでしばらくフレックス。ポケGO夜散歩出来んがまぁ足の踏み場もない家の片付けを急ぎたいのでそれはそれで。
箱の中身を出したり、出すのが当分先の箱は積み上げたりして、座卓の置けるスペースを確保。義父のパソコンを展開した。「ブックマークを移動すりゃパソコンなんかみな一緒」と思われる向きもあろうが、デスクトップのアイコンとか、意義を持たせた物が多い場合、同じ形の別の機械に成り果てるのである。
「座卓の位置コンセント無いけど」
「タップで引っ張ってくるんじゃん」
「またぁ?」
「また」というのはこれまでの暮らし全般を指す。スマホにパソに電気ポットなど、電気製品が今ほど多くなかった時代のアパートvsオーディをを筆頭に電気GROOVEなオレと言うことで、家の中には電源と通信のケーブルが眠れる森の美女の茨の如く跋扈していた。借家では何らの加工傷つけも出来ないので這い回すしかなかったのである。スパゲティの中で暮らすのはイヤかろう。
「…隠すカバー使ってね」
「パソコンデスク来たらね」
ちなみに食卓にはその電気ポットと、スマホの無線充電用の円盤、コーヒーメーカ、場合によりホットプレートかIH調理器を接続対応とする。
「こっちも?」
「ポット卓上にないと意味ないし、ポケGOはひらきっぱの予定だし」
「ちょっと待って、電話はこの壁にと思ってるけど」
「電話線もろとも10メートル。途中で卓上向けのタップが分岐」
電気ハラスメントか。略すとエレハラか?
妻実家へクルマを走らせ、当面の生活物資とお仏前一式を積み込んで義父の引っ越しその一。
「全部入ってまうだか」
NOAH荷室デケーですから。目論見通り八面六臂の大活躍である。街道レース場の如き名古屋都市高速をぐるんぐるんして新居へたどり着く。仏様を開いて、「畳ベッド」を開帳。これは、
・ベッドの方が寝起きしやすい
・そこ以外新居に畳はない(畳とオケツは相性が良い)
・ベッドの中に収納できる
…シナジーの選択である。チト値が張ったが。
荷物から調理器具を掘り出して「ちゃんとしたご飯と味噌汁」および晩酌。これは宅配弁当よりずっと良いはず。
「あー、疲れたな」
今後よろしくお願いします。
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