やりつけねぇこと二題
●135彷徨
義父は晩酌をされるのだが、我々夫婦は酒を飲まない。結果数回、買うのを忘れる。共に住み始め意識して買おうとすると、今度は普段お飲みになってるという「キリン淡麗」の135ml缶が近場じゃ売ってない。
「スーパードライならあるんだけどね」
「ウチの親父も好きなビールだし当面ソレでいいんじゃね?イオンで調達できるし、最悪アマゾンとかビックカメラの通販で買える」
ちなみにアルコールは血管を拡張させ、結果血圧を下げる作用があるのだが、義父はその辺を気にされたか。
「いや、安いから。うめーなこれ」
じゃスーパードライで。
●夕刊の悲劇
アパートでは夕刊を取ってなかった。新聞の本文たる反政府プロパガンダ「出来事の把握」はネットで充分だし、妻の目的である「近所のスーパーの折り込み広告」は夕刊にないからだ。されど義父は新聞をじっくり読まれる。なので新居は両方で契約。
「幾らよ」
「4千円超えた」
は?新聞業界バカじゃね?ってか、安売りの差額で4千円ペイできるのか?
「で、夕刊は?」
「あ、取って来てない」
ポストの片隅でしょぼくれておりました。要はドタバタである。
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