最短距離の快感 #ハイレゾ音源再生
NAS兼DAC向けUSB出力を備えるHDL-RA2HFをオーディオとネットワークに接続してセットアップする。
ここはネットワーク的には有線で接続されておらず離れ小島である(Wi-Fiの中継器から有線でつないである)。NASからDACへイーサネットで放っぽり込むのがネットワーク再生のよくあるスタイルだが、ここでそれは速度的に無理なので、HDLにNASの中身を全てコピる。RAID化というかバックアップの意味もある。さらに従来、DSDはネットワーク再生できなかったので、外付けのHDDに放り込んでおいたが、HDLはDCD-SX11に直接吐き出せるので合わせて移す。
いつ終わるか知らんけど。
で、再生を試みるのだが、ソニーの「Music Center for PC」ではネットワーク上のHDLを見つけてくれない。
仕方ないので「DLNA」対応で「11MHzDSD」を扱える再生ソフトを探す。
「JRiverMediaCenter」有料版だが30日間フル機能お試しなので落としてみる。HDLをDMRモードにしたら再生先にHDLが表示された。
ちなみにサーバと出力が一体ならスマホアプリでも多分大丈夫。そこでIOデータが自身で用意している「fidata」もスマホにインスコ。
データフォーマット別に探すこともできてばっちりである。
再生音だが鮮烈でストレートである。旧居ではパソコンで受けてUSBでDCD-SX11に吐き出すか、OPPOのブルーレイで受けて同軸デジタルで吐き出すか、だったが、音源からUSBでSX11直という短距離、スピーカケーブルの変更も効いているか、輪郭がキリリと屹立し、例えば瀧川ありさなど輝かしく透明である。サーバからデータとして拾ってくるまでは何ら変わらないはずなので、PCMなりDSFなりオーディオフォーマットに変換されてリニアに流れる次元が違うのだろう。パソコンを通らないというのも効いているかも知れない。
当分遊べる奴だ。
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