勝手に悩んで勝手に決める話 #鉄道模型
鉄道ジオラマ(レイアウト)の鉄則は「線路オバケを作るな」である。ありとあらゆる隙間に線路延ばして走らせたり、広大な車庫を作っている御仁おられるが、それは幾何学的な面白さはあっても、「利用者」が住まう・或いはたどり着く建物等の空間や、そのための道路が無かったりする。「なさそうでありそう」じゃないと真実味がないので、この程度でグッとこらえる。
問題は「で、空いた空間はどうするんだ」である。この写真で言うとカッターや差し金が転がっている当たりである。一応、「見学コース付きの機関庫」なので、資料館に見立てた小ビルの一つを置いても良い。あと、機関庫として必要なのは、
・水や石炭を積む(設置済み)
・燃えがらである灰の回収(設置予定地決定済み)
・職員の待機宿泊設備(詰所。設置済み)
・出入りする車と行き交う職員のための道路・通路(設置予定)
なおこの手の機関庫には扇形に展開する屋根付きの車庫「扇形庫」
が付きものなのだが、
・スペース不足
・どこにどの機関車が入ってるか見えない
・(リアル)見学者に見せびらかしたい(想定上の)見学者がよく見えるように
との理由とコンセプトよりむき出しである。ただ屋根のある作業スペースがあった方がリアルなことは確かで、差し金の手前当たりに小型の屋根付き
を一つ設ける。
で、戻る。再掲になるが
転車台の逆サイドはこうなっていて「見学者用の建物」立てるとすれば、メインの見世物である転車台のそばが空いているので、こっちのが適切、ということになる。すなわち、カッターナイフ回りはもう少し実用性が高くて良い。
・貨物の荷受け所→思沢駅では貨車を連結して列車を仕立てるが、荷扱いをするスペースは無い。操車場の役割に近い。チト不自然
・手小荷物扱い所(今で言う宅配便の中継基地・営業所)→終着駅だし荷物列車・荷物車を連結した列車も多いのであっても良い。ただ、プラットホーム上の列車と荷物をやりとりする仕組みが脆弱≒あっても不自然では無い
・鉄道に関する倉庫や工場→機関庫に隣接ならあり。
・保線基地→あり
・駐車場→消極的処理法
いや別に決まるまで更地にしておいてもいいんだけどサ
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