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2019年6月25日 (火)

「その時」が来るとしたら

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「ナイナイ」(ヾノ・∀・`)と評論家や専門家と称する人々が薄笑いしながら手のひらをパタパタ振ってる。

確かに、現状の米国軍事力を前提にすると、日本は中ロに対する「不沈空母」そのものである。ロシアを東西から挟み、カナダの頭越しに狙い、中国にも目を配る。攻撃力を最短時間で供給することができる最前線。ただ、これは米兵を母国から遠く離れた最前線で危険にさらすことでもある。

そこでアメリカはそうした地理的条件に依存しない攻撃・防御手段の開発にいそしんでいる。超高速のミサイルであったり、「神の杖」とか「ロンギヌスの槍」と俗称される宇宙空間からの落下兵器であったり。

要するに敵が先制攻撃力をスタートさせる前にそれを無力化すればいいのである。完成すれば「不沈空母」は不要になる。アメリカファースト。

そうなった場合、日本はどうすればいいのか。は?外交力?米軍の傘の下でも中国は尖閣諸島をうろつき、朝鮮は竹島から出て行かず、ロシアは北方領土に根を張っている。米軍がいなくなったらそれ以下にはなるまいが。

敵の目的が

・日本の破壊、殲滅、焦土化
・水資源、水産資源確保が目的の植民地
・工業力の捕縛と奴隷労働力の確保

のどれかで変わるが、ぶっ壊すだけならミサイルがんがん打ち込めばいので実はそう難しくない。日本壊されたら困る国もあるんじゃないかと言う人もあろうが、そうなる前にアメリカが技術者を庇護と引き換えに引っこ抜く。実際、脳みそさえ集めれば工業力自体のコピーはアメリカで作れるし、応じる技術者も相当数いるだろう。従って、戦闘力丸裸の場合残るのは誇り高き大和民族による「本土決戦」を経ての国家消滅、こうなる。

すなわち、国土国体を維持するには自分で守るしかない。実に自然にこの解に行き着く。よく書くが、あなたはあなたの家庭の守備を誰かにゆだねるのか。大切な家族を誰かに守ってもらうのか。

侵略する意図も意味もないので、専守防衛で先鋭化しておけば良いことは自明である。で、防衛には備蓄が必要だが、物的資材の確保には島国ゆえに限度があることも先の大戦でよく分かっている。じゃぁ貯めるのか?いやいや、物質をため込むのは限度があるので、物質に依存しない、しかも大量のミサイルに対抗する防衛力を持つのである。「指向性エネルギー兵器」外為法ではそう表現する。レーザ砲であり強力な電磁波である。これらは一昔前現実離れした空想の産物だったが、2010年代になって兵器化のめどが立ってきた。こういうのは電力さえあればいいので、備蓄はほぼ関係ない。

「戦争反対!技術の軍事転用反対!」

わかるよ。でも仕掛けられたらどうするんだい?

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