主の手を離れる時は 【おうち】
義父と共に暮らすと言うことは、義父宅が主を失うということで。
この場合、理屈だけで言うと、不動産部分の資産は、相続時の課税が最も軽減される状態にしておくのが良い。すなわち不動産屋の広告に出てくる「実勢価格」ではなく、国が定める「路線価」で課税額が決まるので、誰かに貸したり、現金化したりなど、税額の下がる工夫を凝らす。
ただ、ここで現金化を選択し、建物を壊して更地にする要有りとなった途端、そのための費用を売り渡し価格からさっ引いた「手取り」がとても残念な結果になることが多い。更には売り渡し価格より更地化費用が上回ったりすると、売ったのに損するというワケワカラン事態に陥る。全国に広がる「空き家」にはこの経緯で発生しているものも多数ある。
で、義父宅は昭和40年代のお宅である。
更地化の費用は懊悩を呼ぶ物。
「それでですね」
なんと、「現況渡しで良い」とお申し出の方がおられるという。
そこから先は吾は深入り出来ぬ。
キリギリス pic.twitter.com/PE3BgaM05A
— すのぴ@キュアカイシャイン (@sunop2000) 2019年7月14日
« どすこい #大相撲 | トップページ | 広いのも善し悪し #鉄道模型 »
コメント