落下・墜落・転落
鉄パイプが通行人に落下して死亡とかもう何をかいわんや。しかも4日前にも同様の落下事故を起こしていたというではないか。
落とす、落ちる…労災で最も多いパターンである。作業一つ一つに防止措置・養生を施すと時間がかかるうえ、慣れによる形骸化も手伝って「不安全行動」と「防止のしくみ」との間に空白が生じ、そこから事故に発展する。
「手間とお金」は分かるのだが、人命に代えられるものではあるまい。でも毎年、日本中で、この手の事故は尽きない。
「うち高所作業ないから」
だけど事務机に乗って照明の交換とかあったりする。電球落とすリスクはないか、自分が落ちるリスクはないか。灯具から埃がバッと降ってきて目に入りそうになったら?
「1分・1秒」で回避できるリスクがあるなら、選ぶべきはどっちよ。安全だから確実な作業ができる。今日も一日ゼロ災ヨシ。
(画像クリックで中央労働災害防止協会サイト)
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