スタンバイ10年
土日鉄道は元々、発泡スチロール板に線路を貼っただけのものであるから、線路のパターンは複数用意することを考えていた。基本的には東海道本線をイメージした複線電化なのだが、
単線でディーゼル列車がのんびり走る非電化モードもあった。あったというのは何度も走らせないうちに転勤になり、
非電化モードを作り直す間もなくジオラマ作成に入ってしまった。
ワリを食ったのがこの人である。トミックス製キハ40。2009年。上記非電化モードは名古屋人と言うこともあって「高山本線」をトリビュートしており、応じた導入だったのだが、肝心の非電化モードは実施されず、複線のままディーゼルカーだけ集合させると応じて「関西本線の国鉄時代」になって出番がなく、買ったはいいがそのまんま10年間ろくすっぽ走らせなかった。
が、このジオラマ作成に入って逆に居場所が見つかったのである。上段と下段を行き来するだけの短区間運転の列車を用意するに際し、ジオラマでは単線モードが存在しない代わりに、この短区間列車はディーゼルをメインに据えようとしたのだ。そして、「昭和の終わりから平成に入るころ」に似合って「最大でも4両編成」となると、キハ40がぴったりという結論になったのである。10年ほったらかし。バカでしょ。
てなわけでまぁ、走れや。
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