兵庫県南部地震・四半世紀
爆撃を受けたような、焼け落ちてしまった街の姿は今でも戦慄する。
百万都市を襲ったM7.3・震度7。
動画にあるように、多くの人が揺れに翻弄され何もできず、
そして倒れてきた・崩れてきた様々の下敷きになって、
動けないまま炎に襲われた。
その恐怖と苦しみを思うとき、安易に風化を論ずるマスコミの物言いに怒りを覚える。そこだけ言っても何の意味もなく参考にもならないだろうが。
「直下型」の難しいところは前触れがなく、初期微動もほとんどなく、上下方向の巨大な揺れが突如襲ってくるところにある。携帯の速報も間に合わない。すなわち「逃げる時間がない」…このことは身の回りを常に備えた環境にしておく必要を示唆する。突っ張り棒や「かませ」による転倒防止、落下防止(そもそも高いところに物を置かない)、アングル材で寝どこだけ囲んでしまうのも手だ。
そして直下型の原因の多くは断層を震源とするが、日本の特に都市圏では断層特定の前にビルだらけになってしまって「どこに断層があるか分からない状態」
良く載せてる図。福井地震(1948)と濃尾地震(1891)と三河地震(1945)の震源は一直線上に並んでいて、いずれも断層が震源で。
そのライン上に名古屋市がある。名古屋市地下の断層位置は誰も正確に知らない。
6434の御霊に祈りを。
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