夫婦間の相違は夫の我慢でたいてい解決と申しましたが
「鉄道模型始めてもいいかな」
「あの虫が走り回ってるみたいなやつ?いいよ」
で、
こんなもん買って来たらどうする?まぁぶち切れますわね。
・新妻(とやらの認識)
猫オッケーやった!あの猫にしよう
・夫の認識
そこらの和猫やろ?犬と違ってほかっといても適当に食うやろしかまへんか
→ペットショップの凄い猫(調べたら20万円)
端的にはこうですよ。同じ構図。でもね、認識の相違は他にもあって。
実家猫。自分も弟も独立して夫婦二人になったところで弟に拾われて実家へ。という経緯。丁度良かったらしく今年で推定17歳。
ケガもしたし病気もしたけど戻るところはここである。父親も母親もヤレヤレいいながらこの「陛下」の世話をしている。
すなわちこの猫と実家との出会いは正解だった。こういう「求められるところに丁度良く相応の猫が訪れる」という偶然の出会いをネットでは「NNN(ぬこぬこネットワーク)の仕業」と称する。
比してこのトピの「新妻」には猫と暮らすことへの動機の軽さを禁じ得ない。すなわち、よらず猫を買った経験があるなら、ペットショップの猫を買うことに対し応じて相談するだろうし、経験がなければ和猫以上の「おもてなし」が必要になる血統書付きなんかと暮らそうとは思わないはずなのだ。透けて見えるのは「おしゃれな猫と暮らすおしゃれな私」という「映える絵が欲しい」だけの浅薄さである。トピには夫がキレた理由は触れられてないが(そもそも新妻目線の記事)、理由のほぼほぼは鉄道模型で示した価格面であろう。ただ、それは価値観の相違をあらわにしたのであろうし、猫の行く末という点でもこの破談は正解だったと言えるであろう。
猫を不幸にさせない。…それこそNNNの仕業であるかも知れぬ。
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