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2020年3月16日 (月)

滅びゆく百貨店

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全国チェーンでも青息吐息なのに独立系はね。

「店舗」という業態は遠からず「今すぐほしい物」=食いものとホムセン・ドラッグストア系を除いて大きく淘汰される。その際真っ先に消えゆくのが百貨店である。

・行く理由があるかい?
・「百貨店でないと手に入らないもの」あるかい?

現在主要な「顧客」は昭和の頃お姉さんだった女性達で、購買対象はファッションとコスメティックであろう。理由は「フィッティングの要があるから」。しかし、体格を三次元スキャンできれば「着てみたらどうなるか」はシミュレーションできるしVRで可視化できる。試着室にいる自分をリビングでチェックできる。これは当たり前だが在庫から探すのではなく、似合うものを世界中から見つけてオススメしてくれる仕組みに進化し、最終的には好みに合うのをカスタムで作ってくれる。化粧品も然り。皮膚をサンプリングすれば「肌に合う成分」をお勧めし、最終的にはブレンディングして届けてくれる。そうなると荷物持ちのお父ちゃんがブラつくゴルフ用品売り場や、子供を遊ばせておくおもちゃ売り場も不要となり、百貨店の存在意義自体が消滅する。白手袋でうやうやしく接待してくれる高級ブランドの集合体になり果てるのが関の山である。

そして昭和のお姉さんの後継顧客は居ないのである。平成ギャルは安月給でお金がないうえに、少ない可処分所得は携帯通信の維持費に回る。ブランド品欲しけりゃ中古を買うかアマでポチるだけの話で、百貨店の限られた在庫から無理やり買うようなことはしない。ちなみに「鉄道模型」と言う奴は紳士用品フロアにあったから「いつかは…」というステイタスがあったのだが、置いてないのでそういう「機会提供」や「啓蒙」事態が発生しない。

「詰み」しか見えない。化粧しておしゃれして電車やクルマで店に来て、歩いて探してあれこれ試して人件費込の「その場にあったもの」をまた電車やクルマで持って帰るのと、と家でマウスくりくりして世界中から見繕ってポチるのと、どっちが令和の今日に合致するのかな?「時間とコスト」を紙袋一つにどれだけつぎ込むか。

三越の「デパートメントストア宣言」より116年。令和のトレンド「全から個」にそれはチューニング可能なのか。

 

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