イベルメクチンのその後
「寄生虫」対策の薬が「コロナウィルス」にどう効くのか?
この辺が不思議で「効果」について様子見としていたが、世界704件の事例から「死亡率が1/6になる」という結果が得られた。
メカニズムだが、イベルメクチンは
「細胞質のタンパク質を核内へ運ぶ分子インポーチンと結合して、核内移行を抑制すること、そしてこの結果様々なウイルスタンパク質の核内移行が阻害」
(https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0166354220302011)
だそうな。要はウィルスは宿主の細胞に自分の遺伝子RNAを送り込んでコピーを作らせるわけだが、その「送り込み」を妨害する。
得られる結果はアビガン同様で「それ以上、ウィルスを増殖させない」なので、悪化を阻止でき、感染者の体力次第で回復が見込める。
また一つ、人類の科学戦列に加わる可能性が高い。
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