これはひどい
3千人以上ってなんだそりゃ。センターでの集中生産で汚染のようで。
病原性大腸菌で、汚染食物は「乾燥ワカメ」が疑われるとか。
(対策の「ビジョン」が見えてこないように感じるのオレだけ?)
さてこういうのは設備・仕組みの問題として、工場勤務として他山の石とする意義がある。工場一般に異物が混入する現象を「コンタミネーション(contamination )」と呼ぶ。一工程終わるごとに洗浄したり、気体・液体の流れを一方通行にしたり、ワーク(被加工物、ここでは食材)の経路を無機物で密閉する、更にはそこに窒素を充填するなどの対応を行う。ご存じ「超高純度フッ化水素」で半導体ウェハを加工するのもコンタミ防止のためである。食品の場合、加工中および加工後供食までの温度・湿度・時間も管理項目となろう。
するとここに、「入口から出口まで全て」見直す必要性が示唆される。調理器具はもちろん、給排水、制服類、空調などの「直接食品には触れないもの」も含めて全部だ。異常なほど時間が掛かるわけだが、不良モードがロット不良である以上、徹底的にやらないと根本的な解決にならない。
子供達を考えるなら、答えは唯一じゃないんですかね。
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