253系の理由 #鉄道模型
トミックスの253系は
・シャフトドライブ動力(当時「新動力機構」)
・TNカプラ
・インレタによる選択式車両番号
を、ひっさげて登場した。後に「ハイグレード仕様」とか呼ばれることになった嚆矢である。当時実物をかっこいいと思ったこともあり、土日鉄道は空港輸送には関与しないにもかかわらず入線した。1991年の話。程なく就職し、約30年「大人の付き合い」をしてきた電車であったが。
経年した。ガクガクと前後に揺れながら走るようになり、モータを変えても車輪を入れ替えても改善しないのであった。ウォーム機構が摩耗・偏心したとすれば納得がいく。初期のこの機構はウォーム軸を両端ともメタルプレーンで受ける構造になっており、この受け金遠方端がウォームホルダーのPOM樹脂と摩擦摺動するのである。まぁ、避けがたい。
で、対策だが、シャフト部のばら売りか、動力ユニット単体で購入できれば良かったのだが、ないのでそのまま最近リニューアルした253系に置き換えた。
「E259じゃないのか」
思われる人は多いと思うが、土日鉄道の場合「3両」であることに意味があるのだ。
4両までなら止まれるこっちの駅(常若駅)に止めることが出来る。空港特急は大都市と空港を最短最速で結ぶのが使命だが、その「大都市より向こう」へ足を伸ばし、小さい駅にも細かく止まって、空港利用者の便を図っているのはよくあるパターン。それを模擬しようと思ったら後釜もまた253系が自然な選択なのである。ちなみに、E259を
カッコイイと思うかどうかはそれぞれ。
まぁ、こんな連中おるしキミはいつまでもスターだ。走れや。
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