出したり入れたり #内視鏡
— すのぴ@キュアカイシャイン (@sunop2000) August 14, 2020
「下剤」である。2リットル作り、1リットル+水5デシリットルを飲んで様子見、出ないなら追加。そんなスキーム。
「美味しいものじゃないので前の晩から冷やしておくと多少は」
味は「マウンテンデュー」に近いわ。コイツを2デシリットル/15分ペースで1リットル飲み、引き続いて5デシリットル水かお茶を同様に飲んで様子見、出きらなければ追加。
飲んで一時間でお呼びがきてトイレと線路の中を行ったり来たり。病院から電話。
『どうですか~?』
「出てますが出きってません」
「1リットル飲んだ後しばらく水を飲み続けて下さい。最後に出た奴の写真を撮って持ってきて下さい」
うんこ写真に撮れと。スマホ時代っすなぁ。
14時という当初の約束に対して13時過ぎにはほぼクリア。要求通り便器を写メして持参。
「お願いします」
「着替えて下さい。あ、綺麗に出てますね」
綺麗に出てるうんこ。綺麗なんだか汚いんだか。
南洋の幼児向け下着みたいな尻だし紙パンツをはいて側臥。なお施術は男性院長。
「ゼリー塗りますね」
ポリープが見つかったらその場で切除、という方向で内視鏡(オリンパス製)GO。アヌスはウンコを出したり入れたりする穴だというネットスラングよく見るが(よく読んでねこのフレーズ)、アッー!の瞬間排便意識働くもののそれ以外は。Hなビデオやマンガに描かれる感覚も皆無。ていうかアダルトコンテンツ鵜呑みにして肛門性交は危険ですよ。
空気を入れ、残渣(物は言いよう)を水鉄砲で取り除きながら進行。腹部膨満感、水鉄砲発射時の若干の痛みは感じるものの、後は無感覚。腸の活性を落とす注射による口腔内の乾きが少し気になるくらい。仰臥位に戻ってモニタを見させて頂く。
「こっちが盲腸。ここの閉じてるところ入ると小腸ですね」
あ、大腸もうおしまいやん。小腸をちょっと覗くと図鑑通りの絨毛組織、比して大腸は水分吸収が主体でツルツル。
懸念された「腫瘍」「ポリープ」の類いは見当たらず。
「ここに在りますが『過形成性ポリープ』といって切る必要はありません。大きさも1ミリくらいです」
行きて戻りて再びアッー!のタイミングがあってここまで。見つかったのは上記「過形成性ポリープ」1個。
「診断書は『所見なし』になりますが、費用かかりますがよろしいですか?質問は?」
「いえ別に。この結果で生活習慣や水分補給などで見直すところありますか?」
「ございません。健康な大腸です。便潜血は案外多く検出されて、多くの場合、便が硬くて肛門が傷ついただけです」
時々硬いの出るからね。ともあれ、問題なし。
検査料5千円。診断書作成3千円。交換部品代400円。検査時間は20分。ただしうんこ出し3時間。大山鳴動してうんこぶりぶり。でもまぁ、「要精密検査」判定抱えておろおろするよりは。あー、ハラヘッタぜ。
●メモ。義父「変視」「幻視」を自覚。
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