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2020年9月14日 (月)

音楽ファンとオーディオファンの間の「溝」

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「レコード」の売り上げ>CDの売り上げ、というお話。アメリカだけどね。

良く書くけど「楽曲を聴く」(コンテンツに触れる)ことが首題の人には安くて早いのが最適で、ストリーミングや、ヘタしたら動画サイトのブックマークで充分という話になる。

一方オーディオマニアは「音質」への比重が高いことから、「好きな楽曲」をその時代最高音質のフォーマットで「所有」したくてカネ出して買う。現代のそれはハイレゾ音源のダウンロードとなる。

すると値段のワリに音質も最高レベルではなくなった「CD」は中途半端なメディアとなる。「聞ければいい」人にも「最高を所有したい」人にも食指が動かない。

「レコード」は昔は「ソレしか無かった」だが、今はニッチなメディアである。指向する人は二種類。

・30センチサイズの大きなジャケットを持つことによる「コレクターズアイテム」
・途中にデジタルデータによる処理を含まなければ、原理上、オリジナルの音楽信号がそのまま記録されている「高音質」
コンピュータを使った音楽再生について行けない人の懐古趣味

…で、レコードの音質を決める要素は大きく3つ

・円盤そのもの:如何にオリジナルに忠実に音楽信号を刻むか(微細成形技術)
・円盤の回転:如何に一定速度で回すか(精密に制御するか慣性モーメントを大きくするか)
・信号の復調:刻まれた溝から如何にオリジナルの音楽信号へ戻すか(バネ質量系なので完全復調はムリ)

21世紀20年過ぎて、応じた技術の進歩でそれぞれ改善革新が進んでおるのですよ。機械的構造物の出来映え精度向上、強力な磁石による電気信号への変換とか、レコード全盛期だった1970年代と比較にならぬ。

その結果、「アイテム収集」「音質指向」およびその複合という人の心を捉えておるのですな。とはいえ、CDがめちゃくちゃ減った結果、少量生産だったレコードよりも少なくなったというのが実態なんだけれども。

翻って日本。CDを求める人は円盤でもそこに刻まれた音源でもないものが欲しくて買ってる場合が多いのはご承知の通り。その「本質」とずれた方向でもっと売り上げを伸ばそうと引き続き躍起。

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