日誌
義父が「BCG」の投与を受けることになった。ハンコ注射でおなじみあのBCGである。免疫を活性化させてがん細胞を攻撃させる。
ちなみに、「攻撃させる」メカニズムは実は判っていなかったりする。ただ、再発率、がんの進行(病態の変化)を押さえる実績は取れている。帰納法的な使い方といえる。
問題は「命の危険はないけれども、ちょっとしんどい」副作用が高確率で出る、とされていることで、それが嫌で途中でやめてしまう人も多いとか。
・1クール週1回×6
・3,6,12,18,24,30,36ヶ月(合計3年)、半クール再注入
……まぁ、なぁ。ただ、再発率は半分に下げられる。
ひとつ確かなのは「再発」の率を下げるとともに、「進行」を抑制すること。すると特に高齢者においては、「根治」よりは進行を遅くしてその間は普通に生活できるように「コントロール」する道をとることが多い。
担当する病院に市バス乗り継ぎで行けるようになり、在宅勤務ですぐに対応できる。それは多分応じたアクションを取れという運命の導き。
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