臨戦態勢ニ入レリ
医師と電話会議を行い、父親の術式の確認。
・大動脈弁→生体弁に置換
・僧帽弁→生体弁に置換を前提とするが、サイズ不適の場合は形成術を行う。開胸して最終確認
・リスクは感染症、肺機能の急性増悪、術中に生じた血栓片の脳への移動による脳梗塞
(参考)
増悪はハイリスクと言って良い。元々間質性肺炎を持っているので、風邪引くだけでも要注意なのだ。
ただ。
比較的リスクの少ない「大動脈弁のみ」の手術をしたとして、僧帽弁の弁膜症は残るので、酸素豊富な血を巡らせる、という機能の改善には不完全である。緩慢な悪化を許容しながら薬と生活習慣改善で過ごす…ケガしやすい病気しやすい、しかもそれらの治りが遅い…生活に対する制限が多すぎるのだ。QOL(生活の質・人間らしいあり方)が高く取れれば、数年延命を狙った姑息術でもいいと思うのだが、根幹機能が相手では。
そして、月曜の朝8時半に東京の真ん中の病院へ出てこいという。中央線の満員電車とかコロナリスクの固まりみたいな物だ。
「通勤特急指定取って乗るか」
「新宿で朝ご飯食べればいいじゃない」
決戦は週明け。そして手術後数日「急性増悪」との24時間戦闘になる。
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