我ら銀河系オリオン腕の辺境に住まい
我々の住まう「天の川銀河」は、長いことアンドロメダ銀河
(すばる望遠鏡)
とよく煮た、わはは、よく似た円形の渦巻き銀河と思われてきた。しかし近年、電波や赤外線、重力分布などの調査から、「棒渦巻銀河」
(NGC1300・ハッブル望遠鏡)
っぽいぞと言われるようになった。観測データに基づく想像図がこんな感じ。
「Sun」は真ん中やや下。「オリオン腕」と呼ばれる中心部とは離れた小島のような部分にある。今回、日本の電波望遠鏡を連携させたVLBI(Very Long Baseline Interferometer:超長基線電波干渉計)を使って、銀河系の中心、いて座A*(いてざえーすたー/サギタリウスA)までの距離が正確に計られた。
・距離約2万5800光年
・太陽系の位置における銀河回転速度は秒速227km
これはいて座A*を周回する天体の速度からいて座A*を銀河系の重力中心と仮定した計算結果とよく一致するという。言うなれば太陽系までの「測量」が出来たということだ。
天の川銀河は直径10万光年と言うから、半径は5万光年、太陽系はその半分あたりに存在することになる。東京-大阪が500キロであるから、名古屋あたりになろうか。
そうか、太陽系は名古屋だったのか←どんなオチじゃ
(ネタ元)
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