#ツマグロヒョウモン の越冬態様について
2月10日である。
はい?
ツマグロヒョウモンは越冬の態様が未確定であり、幼虫が一般的と考えられる旨前に書いた。…いいからウチに来い。翅が伸びる前に木枯らしに吹き飛ばされてしまうわ。
結論:越冬という生態もそれに応じた特定の態様も持たない。気温に応じて動ける時に動き、成長できた者は蛹化・羽化と進展し、気温と食草に恵まれなかった個体は死ぬ。
確かに幼虫になり、このように集まったりしていたこともあったが、それはただ単にその時そこが居心地いい(=温かい)からいただけで、翌日には居なかった。すなわち、テントウムシのように定住(?)もせず、日々動ける温度になると動き、食い物(スミレ)があれば食い、成長した奴はさなぎになり、羽化に至る。一方、気温の上がらないところに入り込んで動けなくなった奴は死ぬ。それだけのことだと判明した。ちなみにまだ幼虫でゴソゴソしてる個体もある。
これはアゲハやモンシロのように「越冬はさなぎ」という特定の態様を持つには至らない気がする。寒くても動ける奴が生き残るようにダーウィン的選択が成されるからだ。「命を賭して生き延びる」種である。そしてビオラやパンジーは冬でも買える園芸種である。かなり深刻な園芸害虫に発展しそうな気がする。
ハッシュタグで検索すると飼育下・野生種とも2月から成虫が見られるようである。
飛べるね。家ん中置いておけないよ。強く生きろよ #ツマグロヒョウモン https://t.co/u0eAFOpPbA pic.twitter.com/BN0oLgcIsd
— すのぴ@キュアカイシャイン (@sunop2000) February 10, 2021
まぁ翅伸びて飛べるな。飛べる奴は屋内飼育できない。
じゃぁな。
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