「あさかぜ」の30年
寝台特急「あさかぜ」。
1956年に東京-博多間に運転開始した夜行寝台特急。大阪を深夜に通り客扱いをしない(大阪をスルーする)という当時としては大胆な発想で設定された。応じて客不足が心配されたが大人気となり、1958年、フル空調の青い専用客車による「ブルートレイン」としてスターダムに躍り出た。その後相次ぐ国鉄運賃・料金の値上げ、相対的な航空運賃の低廉化、新幹線の高速度化により、「飛行機より遅く出て飛行機より早く着く」メリットが失われ(新幹線や飛行機でサクッと現地に入ってビジホに泊まった方が時間もコストも節約できる)、2005年、その幕を閉じる。
土日鉄道に「あさかぜ」が来たのは、八王子「ムラウチ」で鉄道模型を扱っていた頃だから1988年かそんなもん。車輪変えたり金のストライプを貼り替えたりして延命してきたが、各所リニューアルの決定版が出てきたので総入れ替えを図ることにした。ガワと床下はあまり変わりないが、室内は2段ベッドが作り込まれ、窓際のハシゴも表現されている。
まぁ、走りなさい。なお、土日鉄道版「あさかぜ」は華やかな主役という側面もあるので、個室寝台車オロネ25を2両連結した豪華列車であるw
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