« 2021年5月 | トップページ | 2021年7月 »
自分の行くとこSACD/DSDの円盤/ハイレゾ音源ファイルが再生できるようにしてある。実家は音源自体多くないけれども。
OPPOブルーレイBDP-103。SACD/DSDの円盤が再生でき、DLNA対応ネットワークプレーヤでもある。我が家のハイレゾ環境はこいつからスタートした。現在、リビングでそういう仕事を請け負う。自宅ではNASからの再生がメインであるが、趣味に走りすぎた音源を家族が間違って再生しないように、リビングの再生ソフト(ソニーMusicCenter)からはそういう音源が見えないようにしてある。その代わり、在宅勤務等、リビングで趣味に走る場合に備えてDSDの円盤を作って転がしてある。
が。
こいつ再生できなくなってやんの。円盤は認識するが、そこから1階層下に入れない(大抵、DSD_DISCというフォルダが切ってある)。
2014年のキカイだから、駆動系・あるいはDVD向けの短波長のレーザダイオードの寿命が来ていてもおかしくはない(SACDレイヤーは読めるんだけどね)。修理点検をしようにも、OPPOはもうスマホ以外のキカイを作ってない。
SACD再生機。安い順。
ぴえん。
「SACDも回るうんこみたいな再生機」ちょっと前はいっぱいあったが駆逐されたか。ちなみにP社のPD-10/30はともに1年足らずで円盤を認識しなくなり、ハドオフに500円で引き取ってもらった。
しょーがねーな、実家に置いてるデノン1600召し上げるか。アンプがPMA-600になっちゃうけど。
すると実家用の円盤がなくなってしまうが、実家にはマランツのAVアンプを突っ込んであるので「HDMI出力しか持ってないSACD/DSDの円盤にも対応するテキトーなブルーレイ」
で十分、ということになる。
ちなみにOPPOはSACDレイヤーのデータを88/24で取り出すことができる貴重な……おや、誰か来たようだ。
「メールは見ます」
って書いておいたら来るわ来るわw
「~の件回答来ましたので確認してください」
へいへい。
「緊急でお客様に回答するので」
へいへい。
「輸出のインボイスのダブルチェックで」
へいへい。
ほっともっとのカツカレーを食べました。
線路汚れたので一旦運転ストップして掃除。
パン屋のポイントカード
「あ、忘れてきました」
「じゃ、新しいの作っておきます」
で、3枚。ようやく前2枚が満ポで整理。
娘仮免合格。
下駄箱周りが色々増えた。棚を一つ調達して整理。
義父の部屋の照明が壊れる。LEDのひも式を調達してすげ替え。
義父のワクチン2回目。ちょっと行ってスッと刺して終わり。一段落。
その間にポケGOのギフトを接種会場周りのものに置き換え。
後は明日の休暇をぐうたらすれば完璧。
鏡で見たらまぁ薄い。「肌色」が透けて見えるのでハゲてく方向だわ。
そりゃ別にいいのだが、元々けができた10円ハゲが宝永火口みたいにあるので「ハゲ散らかし」はみっともない。かっこよくハゲたい。
一般に短髪にするのだろうが、短髪・丸刈りが壊滅的に似合わない。マッドサイエンティストでも厳つい海坊主でもどっちでもいいのだが、何かこう妥協点がほしい。クールなめがねハゲ。
議論を始めよう←誰とじゃ
いや別に「外為法上の『り地域』」を揶揄するためじゃないんでやんすよ。かの国も事情は一緒で、気質的により表に出やすいのかな、と。
「特許」
よく地域の発明家や自由研究KIDSが出したと取ったとニュースになってますが。
・出願:特許庁に特許にして、と審査を頼むこと
・公開:出願より1年6ヶ月後に「こんなの出願されてます」と公開されること。侵害や先行出願(先に考え出された)がないかこれで確認
・登録:「特許」として認められる。ただし維持するには費用がかかる
こうなってるんでやんすよ。発明ニュースは「出願」と「登録」をゴッチャにしてるキライがありますが、商品として販売しないと(根本的にそれを独占する権利なので)一方的に金を取られるだけ、になるわけ。審査から権利満了までの20年にかかる費用はざっくり100万。商品化……モノを大量生産するにはそれなりの設備と材料がいるので、それら初期投資も込めて儲けを出そうとすると、よほどイノベーティブなものじゃないと手が出せない、こうなるわけです。
で、企業活動ではそれが前提なので「独占販売するためにとにかく特許取れ」こういう指令が研究開発に下ります。でも発明ってなにがしか「克服すべき課題」があって、「よりよくできる気づき」が結びついてできるモノなので、「課題と解決」を探すならまだしも「特許を取ること」が目的になるとgdgdになるわけ。「冬のPC作業寒い。ピコーン!USBでスリッパにヒータ入れて暖めればいいじゃん」
「却下」
みたいな。でも、ノルマがあるので数撃ちゃになって、「リチウム電池で動く電気スリッパ」「ヒーターじゃなくてペルチェ素子(※)で動く電気スリッパ」とかになっちゃう。「産業上の利用分野」って項目を書く必要があるんだけどねぇ。結果、「本当に解決すべき課題」に目が行かず、膨大な時間と費用を割いてゴミが量産される。
スマホのような「こんなのがあると便利」なイノベーションはなかなか生まれない。けど、「これ面倒くさい」「なんでこんなことする必要があるの?」「もっとこうなればいいのに」ってのは生活や仕事の中で案外あるもの。
特許はあくまで「手段」を権利化するもの。目的じゃないわ。
※最近のビジホによくある音のしない冷蔵庫に使われている。冷やす反対側は温まる。
レモンのアゲハをがっつりアシナガバチに狩られてしまった。
それもそのはずで隣接アパートのベランダに順調に巣が育っている。物干しに出ると刺されるリスクがあるのだがどうしているのだろう。
「見ず知らずなのに教える方法もないしねぇ」
詰み。
アゲハと言えば工場の若手が「クロアゲハっているんですね」とか言ってきて目が点になった。昆虫に興味なくてもアゲハとクロアゲハといるくらい「常識」の範疇と思っていたからだ。
「見たことないです」
黒い翅バッサバッサしてるの目立たんか?(ハグロトンボ・2007年)
否。
スマホ見てるから「周りの虫」なんか見てないねん。そして過去より激しく「虫なんかどうでもいい」ねや。
「主、今年イモムシ少ないが」
スミレ草抜去したからツマグロヒョウモンがおらんねん。野菜に付くヨトウ食っといてや。
「感謝の気持ちに物を贈る」
そりゃいいんだが、皆さん、何を贈るか悩みませんか?
大体、酒か食い物、衣類小物に行き着く。そしてそればかりになって行き詰まる。
理由は簡単で、「男の喜ぶもの」で「日用品と違うもの」って要は趣味のものだから値段が高いんだよw
ゴルフや釣りなら「実用的な小物」で「消耗品」が結構あるのでまだ救いがある。「鉄道模型」「天体観測」「カメラ」「バイクやクルマ」……どうしろと。普段のものにならざるを得ない。でもってハンカチや靴下やネクタイピンが山ほどあっても。
そして。
「だと思ってアマゾンのギフトカードにしたよ。好きなもの買ってよ」
「ありがとー」
「ギフトカード買うお金ちょうだい」
オヤジなんか「自分の好きなようにやりたい」生き物なんだから、何か意思表示をしたいなら好きなもの食わしておきゃそれでいいからw
終わるかなと思ったらぶり返しを繰り返すこと4回目。
まだ指で触ると右に比べてぐりぐりした感じはあるが、「違和感」はかなり減ってきた。ただこれで調子に乗るとぶり返すこと必定なので、保護ネット巻いて「故意の違和感」を保持。
・長くかかる
・ぶり返す
ストレスマッハなのだが、アイシングして湿布して冷やすしかやりようがないので耐えるしかない。
【鵞足炎の因子】
・不適切なトレーニング←そもそもトレしてない
・ストレッチを怠ること←該当
・急な坂道のランニング←ひょっとしてチャリのこれか?
・走行距離の急激な増加←ポケGOのせいか
・ハムストリングの硬さ←該当
・肥満←非該当
・変形性膝関節症←非該当
・内側半月板損傷←非該当
ストレッチしながら戻して行きましょう
「部外者が首突っ込むんじゃねぇ!」って言われそうですが。
【現状】
・2022秋、武雄温泉~長崎間開業
・在来線は肥前浜まで電化。その先はディーゼル。JR九州が継続運行
・新鳥栖~武雄温泉間は決まってない
で、根本問題として博多まで150キロ足らずを新幹線にして意味あるのか、という話がある。これは全線フル規格なら1時間弱になるわけだが、インパクトはすごいぞとしておく。長崎から博多・天神に「ちょいちょい」行けるし、逆もまたしかり。名古屋と京都が同じように50分だが、「思い立って宿の心配せず遊びに行ける」。2時間と50分は「全然ちゃう」で。
「佐賀のメリットがない」よく聞く。博多からの距離50キロ。現状特急でも30分。そこは「九州島外」に目を向けてほしいな。佐賀を中心にフィーダ輸送体系を構築する。唐津・伊万里・有田・吉野ヶ里・武雄温泉。「行きたいところ」ギュッと集められる。
「新幹線なんて」……こうお考えの向きには発想の転換を求めたい。
単なる「特急電車」に過ぎない。飛行機のような大げさな手続きのいるものではない。
ただ、速いので行動範囲が広がる。それは応じて現行のエコシステムを破壊する。宿泊は日帰りになり、地元でなく大都会へ出かけることになる。一方で速力は「ちょっと遠い」をギュッと集めることになる。そこは革新的なパターンを生み出すし創出してほしい。名古屋から行く場合佐賀と長崎と一緒に遊び倒せる。ここに「だから行きたい」というニーズが生じる。
いろんな人がいろんなこと言っているので論争が絶えないのだが、一つだけ申し上げさせていただくと、現状の輸送体系・人的流動のままで論の空中戦をやってるようにしか見えない。「ならでは」の視点や予測が不足している。「こんなメリットが予測されます」が見えてこない。現在名古屋-博多は3時間30分。+30分で佐賀、+60分で長崎。新幹線乗ってるだけ(1回乗り換えるが)で、行けちゃう。こんな美味しい話は見逃せないぞ。
「博多まで30分」になった熊本はどうなった?書くまでもないよね。地力があれば「新幹線ですっと行ける」メリットの方が大きいのよ。
アッピールしてよw
昨晩、TEAMSで呼び出し。
おっぱいパブ氏『あした研修生の講義お願いできませんか?』
わし「急やね」
お『コロナで集合研修がないので……すっかり忘れてました』
まぁええよ。資料は去年のでええね。
てなわけでスクランブル出社。設計室の隅っこでしゃっちょこばってる研修生二人(♂)
研「よろしくおねがいしま~す」
わし「おねがいします。画面接続するから待ってね」
CAST機能で大画面に放ろうとする……あれ?
”接続できません”
お「それ、接続悪いんですよ」
わし「ぴえん」
研「ぶぶっ!」
おお?まぁカチコチ緊張してるところで50のおっさんが「ぴえん」は意表ついててウケるか。
結局おっぱいパブ氏にケーブル持ってきてもらってHDMIで放り込む。するとわしのノーパソの壁紙はこれである。
研A「ぶっ!」
研B「おっ?」
笑った。おけおけ。それプリキュアの仕事だからいいのよ。
わし「始めていい?」
研「よろしくおねがいしま~す」
新人の研修って大体一方的な詰め込みだが、緊張を強要するよりまずはリラックスと居心地の良さと違うか。
プロキシマ・ケンタウリ(ケンタウルス座アルファ星c)
太陽のお隣さんで距離4.24光年。三重連星の末っ子で、この子だけちょっと離れた軌道を50万年で1周している。少なくとも3つの惑星を連れているとされる。
ここに飛行物体を送り込んだれという話は、20世紀にSFから現実味を帯びてきた。簡単には水爆を連続的にぶっ放し続け、そのときの爆風で加速し続けるというものだ(オリオン計画)。秒速1万キロ(光の速さの1/30)まで加速し、この星まで140年で到達する。ちなみにもし、地球滅亡が決定的で存続のためには他の星系に移住が必要……と、「いま」なった場合、人類が今の技術で可能な限界がこの方式である。大量の核爆弾積んで行くのでバカでかいロケットになり、それで逆に町一つ分の居住空間を有するからである。建造に何年かかるか知らんけど。
次に近い「バーナード星」移住しようとして考え出されたのが「ダイダロス計画」である。こいつはレーザを燃料に照射して連続的に核融合を起こす(ミニ太陽状態)。光速の7%(秒速2.1万キロ)を得る。
「理論上可能」ではある。ただ、とにかく馬鹿でかく、ひたすら核反応を起こすので危険極まりなく、お金の話を始めるのもバカバカしい。
「燃料は持って行かない」これが必要である。代わりに何かで押してやる。そして飛行物体は可能な限り小さく作る。
(クリックで当該サイト)
ブレイクスルー・スターショット計画。超小型衛星を多数作ってレーザ光線を当てて加速し、プロキシマ星を通り過ぎながら観測する。
必要な技術
・超小型衛星(カメラ・記録・送信・原子力電池):すでにあり
・強力なレーザ光生成:すでにあり
・光を受ける「帆」(ソーラセイル):すでにあり→日本の衛星「イカロス」
光速の20%まで加速し、プロキシマ星までの所要20年。観測結果は4年かかって地球へ送られてくる。
おそらく、目下の壁は推進用レーザ光生成であろう。この計画で要求しているのは「100GW」で、理研が持ってるX線自由電子レーザ「SACLA」
が「500TW」。大出力自体はOK。後はこれをパラボラ使って宇宙空間へぶっ放し、セイルに当て続ける。そこが大変。でも、電波望遠鏡の技術が応用できるはずだし、大気の影響も「すばる望遠鏡」で取り除けてるから何とかなんだろ。
「太陽の方から来ました」
今世紀中に可能かも?
鉄道模型の電気配線にハンダ付けは欠かせない。鉛フリーはんだじゃないので当然鉛はんだである。筒状のものは鉛そのもの。何に使うか?
切って動力付きの車両に積む。スリップしづらくなる(粘着牽引力の向上)。
と、平然と書いているが、鉛は毒である。
「鉛中毒の典型的な症状としては、人格の変化、頭痛、感覚の消失、脱力、口の中の金属味、歩行協調障害、食欲減退、嘔吐、便秘、けいれん性の腹痛、骨や関節の痛み、高血圧、貧血などがあります。腎臓の損傷が、しばしば無症状のうちに発生します。」
(https://www.msdmanuals.com/ja-jp/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0/25-%E5%A4%96%E5%82%B7%E3%81%A8%E4%B8%AD%E6%AF%92/%E4%B8%AD%E6%AF%92/%E9%89%9B%E4%B8%AD%E6%AF%92)
うひひ。ちなみに鉛板「金属切りハサミ」で車両に載るサイズに切るわけだが、その断面のギンギラギンがだんだん輝きを失って鈍い灰色に変わって行くのがいかにも「毒アリ斗」って感じで、背徳感半端ないわ。
(https://www.mhlw.go.jp/shingi/2006/06/dl/s0613-7l.pdf)
「皮膚から吸収はない」なんだが、不用意に手先が口元に触れたらアウツ。
鋭利に輝く毒。
鉄道模型における。
え?帰っちゃうの?なんで?
トミックス「金帯あさかぜ」を導入し、既存の同編成を置き換えた。既存は1987年頃の最初品、21世紀になってリニューアルしたもの、の混成だった。
今回製品は中のディテールが細密化。上段へ上るハシゴも付いた。
フル編成15両分買ったが、土日鉄道は12連までしか入れない。
そこで連結しないハネの中身を「銀帯」のハネとスワップ。古い銀帯製品も最新化完了。なお銀帯は元々「銀河」を組むためのものだが、オロネ25、オシ24、カニ24、オハネフ25を別途調達して組み替えて「はやぶさ」にもする。
町外れの模型屋で色あせたモハ204を見つけたので調達。211系モハ210と動力スワップ。
夜汽車よ、永遠なれ。
・メンタルの受診と薬の処方
・アレルギー薬の受け取り
・義父の薬の受け取り
・整形外科でケツ揉み
これをいっぺんにやるw
まともに歩ける縫工筋じゃないので、まずは会社帰りにメンタルを受診する。処方箋を受け取るがそのままバスで帰る。
クルマに乗り換えてアレルギーの病院へ出向いて薬を処方してもらう。ここは医院で薬も出すのでもらって帰る。ここまでが昨日。
今日はザイターク終了後、義父の在宅診療を待って、処方箋を受け取る。
クルマでGO。メンタルと義父の処方箋登場。
「二人分の処方箋をお願いします整形外科でけつもまれてきますのでよろしくお願いします医療廃棄物含んでいますので対応お願いします」
……わりとひどい。
けつをもまれて小一時間。
「お薬できてますよ」
1つ1つ確認。
「これは血圧の薬」
つかんでバッグに入れる。
「これは腰痛の薬」
つかんでバッグに入れる。
「これは湿布になります」
つかんでバッグに入れる。
「腎臓の方ですね」
つかんでバッグに入れる。
「湿布がこちら」
つかんでバッグに入れる。
「お注射」
つかんでバッグに入れる。
「こちらご本人様の睡眠薬になります」
つかんでバッグに入れる。
「向精神薬」
つかんでバッグに入れる。
「薬効いてますか?」
「キマってます」
今日は以上。バッグからはみ出すほどの薬物。
お会計900円。
6月10日は時の記念日。
明治期、「時間にぬるい」と欧米に評判が悪かったことから、啓蒙を図るために制定されたとか。6月10日なのは
「置漏尅於新臺。始打候時動鐘鼓。始用漏尅。此漏尅者天皇爲皇太子時始親所製造也」
とゆー日本書紀に書かれた「漏刻」を初めて使った日が、現行の暦で言うと6月10日になるからなんだって。
で。
現状、時間の基準単位はSI単位で「1秒」としてある。これ自体はどう決まってきたのでしょう、というのが今日の小ネタ。
(↑クリックするとどこか飛んでって動く)
人類は偶然にも「ほぼ360日」で循環する星系に生を得た。これは、回るもの・繰り返すものの「1周期」を360で考えるようになるとともに、この360が実に使いやすい数であったことから「掛けて割って」刻み使うようになった。12ヶ月、30日。干支は12×5の60で一巡り。この刻んでいった最小単位が「1秒」と言える。「漏刻」に使用された水滴の落ちる間隔、脈拍、振り子など、等時性を持つものから逆に1秒をはかる技術が進んでいった。
しかし後年、正確な時が必要になってくると、大本である地球と太陽の巡りにふらつきがあり、不動の基準に使えないことがわかってきた。だがそこに「電磁気学」より光・電磁波の速度はこうじゃ、という式が出てきた。
ε0= 8.85 × 10^−12,μ0 = 1.26 × 10^−6(^は「べき乗」の意味。^-12→-12乗ということ)と定数で求められているので、光の速さは「秒速299792458m」と決まった値となる。すると逆に、電磁波は振動成分を持つので、振動回数から1秒を決めることができる。
「セシウム133 原子の基底状態の2つの超微細準位間の遷移に対応する放射の9192631770周期の継続時間」
「?」だが、「遷移」を起こす電磁波の周波数が超厳密に決まっているので、その周波数を定義しているのがこの言い方、ということなのだ。現在の「1秒」はこれに基づいて刻まれ、校正され、連続している。
「まず、光あれ」これは旧約聖書「創世記」冒頭で神様が最初になした仕事である。日本も基準は天照大神で要するに「光」。
……人間は直感的に「光」が原点であることを知っていたのかもしれない。
「あちこち覚えてにゃーだわ」
「症状が強く出ていることもありました」
以上今日の会話。
レビーで肝要なことは、早めに診断を確定することと、本人に理解してもらうことであろう。「病気であることを理解する」「日常会話が成り立つ」……要はコミュニケーションが成り立つので、病気のせい、で片付けられる。
今日は、ご機嫌でらっしゃる。
身内にいるので書き留め。機序とかその辺は散々医療・看護・介護系で書かれているのでざっくり。
●概要
「レビー小体」と呼ばれるタンパク質が脳内神経細胞を置き換えて行く。応じて認知・運動機能が影響を受ける。
●主な態様
①認知機能関連
・悪夢を見る:応じて叫んだり夢遊病的に振る舞ったりする。
・見当識障害:場所がわからなくなったり上下感覚が安定しない。墜落感・回転感を伴うことも
・幻視・譫妄:あるはずのないもの、いるはずのない者、あり得ない現象が見える。聞こえる。思い浮かべたことと事実現実が混交する
②運動機能
・歩行能力低下:もつれる。転ぶ
・発声障害:発音不鮮明。ろれつ回らない
・パーキンソン病類似の震え(震顫)
・便秘,傾眠
で、進行と小康状態を繰り返しながら全体としては進行して行く。アルツハイマーと異なり人間の尊厳に与える影響は軽微とされる。
「入院すると一晩でボケることもあるからご認識くださいね」
以前、入院のタイミングで言われた話。今回そこまでではないものの、2日で一気に「進行」し、V字で「戻った」。
根本的に脳梗塞の部分があるので、これによる機能不全が発生すると、①②とも深刻な様相を呈するようだ。
今回はパーキンソン病類似の震顫が大きく出現したことから始まった。なお、震顫自体の発生メカニズムは、本症状とパーキンソン病単体とで同一である。
横たわって程なく「長く連絡の取れなかった知り合い」が枕元に立ったそうである「話しかけても答えない」。
「ベッドが動き、部屋の調度のレイアウトが変わった」と訴える。ベッドは電動で100kgある。
何らか段差をテーブルと誤認し、湯飲みを置いてほしい。
眠くて仕方がない病なので寝入るのだが、夢見の段階で多くの場合現役サラリーマン時代の記憶が反芻される。今回はそこにある国家プロジェクトの中枢人物が加わり、会議に参加し「豪華なお弁当を『要するにオレ』が手配して食べた」
一方で娘を社内別部署の女性スタッフと勘違いしたらしく「新人かね?」
これらは、解説・説明がつけられる。
まず脳内神経細胞とともに失われて行く記憶は「新しいもの」であるから、覚えている範囲の記憶が支配的になる。現役時代であり、娘の存在が消えているのである。
日中はほぼラジオを聞いているので、ニュースで全面に出てくる中枢人物への印象は大きくなる。
ベッドは要介護度の切り替わりの際、一度置き換えている。
ほか弁は在宅勤務展開後、よくオレが手配して一緒に食べていた。途中、娘の卒業祝いで「すき焼き弁当」を食べている。
ラジオで中枢人物の出ている会議の模様が流れ、応じて現役時代の会議の様子が当てはめられ、日頃国家プロジェクトに対する申したい一言が出てきた。飯は説明不要だろう。
さてレビーへの対応で肝要なのは、当人には「現実」そのものだということ。「ない」「ありえない」として否定しまくると人格を傷つける。主張の正当性を本人に考えさせろとかよく言われる。視界にあり得ないものが合成される「幻視」については、「いる」「ある」と主張する部分の配置を変えたり布で覆うなどするとあらかた解消される。中枢人物との会食はどうだろう。今回はとりあえず話を合わせたが、それはそれで肯定しすぎると幻現が混交し分別がつかなくなる事態へ発展する。「どうやってそこへ行ったの?」とか聞けば良かったか。ちなみに「豪華弁当」によって夕食は拒絶した。これは血糖低下の反応と相反するので様相の深刻化の兆候にも感ぜられたが、この日胃腸の調子が悪く、「食事を摂ること」そのものに抵抗感があった可能性はある。なお、この場合「食後の薬」を空きっ腹に突っ込むわけに行かないので「飲んだ」ことにし、入眠剤だけ用意した。もし「方便」で薬を与える必要がある場合は、ビオフェルミンやチョコラBBみたいな何も起こらない系や、サプリメントの錠剤があるといいのだろう。
一晩明けて震顫は収まり、応じてこうしたかなり進んだ認知症状も収まり、娘もちゃんと認識できている。脳への血流低下で「記憶」「現実」が混交したのだと理解できる。が、「進んで、戻った」そこは前の位置より進んだところであり、なれば次に「進んだ」時、さらなる状態が起こりえると想起される。ちなみに一度「家に帰る」と夜中の3時に玄関を開け、セコムが発報したことがある。
QOL、守るために。
あのねぇ。
わしも小二で「クルマの運転の仕方」知ってたよ。親父のすること隣で見てたからね。取説に「オートチョーク」なんて言葉が残ってた時代。サイドブレーキ確認して、シフトレバー触ってニュートラルであること確認して、キーを回してアクセルでアシスト。
そこが本意ではなくて。
子供って興味のあること「一見して」覚えること珍しくない。
40年を経て今のクルマってこういう始動の儀式ほぼいらんのですよ。ポチッとな。発進も単にアクセルオン。
まして半クラッチとか身体で覚えるテクニックいらない分、ゲームに近い。
「もっと低年齢の子供」で同じことが起こってもおかしくない。
「鍵を隠す」……子供に見られてたら意味ないよね。そこを「置き場」と認識するだけ。
指紋認証の併用とか、免許証のICカード化とか、「根本的に余計なことを考えなくてよい」仕組みが必要なんじゃないですかね。
「ヘイ尻!ばーちゃんちへ行って」
うわ。
買い物から帰ってくるとハチが一匹足下に降りてきて……巣を作っとるやないかい。
昆虫小動物好きですが君はだめ。フタモンアシナガバチ(二紋脚長蜂)である。「紋」は黒い背中の黄色いぽっち。左右に二つある。これで女王様。攻撃性は高くないと言われるがだからって営巣させるわけにはいかんのよ。
黒いゴミのようなものはアゲハの幼虫。先の終齢まで育った奴はその後行方不明。まぁサナギになるとき大きく移動するのでそれだと思うが。今回孵化は5匹確認。何匹生き残るかな?
で、夕刻になりカラスがやかましい。あん?ウチの裏?
表に2羽いて呼んでるようだ。近所の電柱に巣があったから巣立ちしたヒナかお前。
「あー」
「あーあー」
「あっあっあっ」
いろんな呼び方してるのかね。ええからはよ行け。
以上今日は黒い生命体ばっか。
「外来種が定着する機序」
ダーウィンが悩んでたとか。
・在来種と似ているから定着しやすい
・在来種にないパターンだから定着しやすい
どっちか。というわけ。身近な例で言うと、「似ている」はアメリカザリガニとか。「ないパターン」はこのブログでも紹介したツマグロヒョウモンとか。
んで、この論文は「多様性の宝庫」である日本列島で調べた結果「どっちもあった」というもの。
少し引用。
・日本の地理区と同じ原産地の外来種の場合、日本の地域の気温に適応して侵入し、同時に、人為活動による土地改変にも関係して、日本国内に外来種ホットスポットを形成していました。
→これ典型は「セイタカアワダチソウ」じゃないかな。ただ、あの草本は、根付いた土壌の養分をものすごい勢いで吸う上、ライバルの芽吹きを押さえる物質を放出していて、結果として「自分の次の世代」が生育しにくい環境にしてしまっている。ススキが挽回してるとかなんとか。同じメカニズムでアメリカを侵略してるのが夏の蔓草「クズ」。
・日本の地理区と異なる原産地の外来種は、気候などの環境条件とは無関係で、人為活動による土地改変に関係して、日本国内に外来種ホットスポットを形成していました
→ツマグロヒョウモンはこれでしょう。スミレ系統=パンジーを好食する。
そして。
・大都市周辺に外来種ホットスポットが集中していました
図を引用させてもらいましょう。東京・名古屋・大阪……まぁ一目瞭然ですわね。「ヒアリ」とか「セアカゴケグモ」とかこの類い。
「 今後の温暖化によって、熱帯由来の外来植物が日本の北部地域へ分布拡大すること、あるいは、都市化による土地改変が外来種の由来とは無関係に生物学的侵入を加速させることが、予想されました」
結言のこれは要注意でしょうね。「ツマグロヒョウモン」「ヒアリ」「セアカゴケ」これ全部南方系。温暖化すれば応じて広がる。
でね。
「セアカゴケグモ」の「ゴケ」って「後家」の意味で、これは交尾中にメスがオスを食ってしまって「後家」になるから……という英名「widow spider」に基づく和名なんです。この種類に「世界一猛毒」の「クロゴケグモ」(black widow spider)ってのがいて。
そこらのどぶ板の裏とかにグシャグシャの網を張ってる「オオヒメグモ」って奴と住処・食い物ほぼ一緒。でもって毒は強い(ヒトでも死ぬ)。
日本に入ってきたら(もういるけど)、どうなるか。
(https://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/STOCK/kaisetsu/volsaigai/saigai.html#pf)
雲仙普賢岳の火砕流災害から30年が経過した。インパクトがあっただけに記憶が鮮明で、30年の長さを感じない。1000℃近い土砂を含んだ毒ガスが時速100キロで広がって行く。
さてこの災害は「大火砕流」と表記されることが多い。しかし過去の事例からすると、これは決して「大きい」火砕流ではない。この規模を「大」と書かれると、これが珍しいレベルだという思い込みを生む方が恐ろしい。
(Wiki)
8万5千~9万年前に起こったと推定される阿蘇山噴火で生じた火砕流の範囲である。九州をほぼすべて飲み込み、海を渡り本州まで到達している。普賢岳火砕流と次元が異なる。
類例を私たちは10年前に見ている。東北地方太平洋沖地震である。あの地震が起きる前、「最大級」と警戒された地震は東海地震であった。
(想定震度予測・2003年)
比して宮城県沖で生じたのはマグニチュード9.0であった。
地質時代のような大きな地殻変動は確かに近年起きていない。しかしそれらが万年スケールなのに対し、我々の知見はここ100年の技術に基づく1000年レベルの推定で来るの来ないの言っているだに過ぎない。プレートテクトニクスは絶えていない以上「もう起きない」わけでは決してない。
(理科年表2021)
これは過去10万年に起きた日本周辺の大噴火とそれに伴う噴出物「テフラ」の分布地図である。「もう起こらない」と考える方が不自然であるとわかる。ちなみに例示した阿蘇の噴火(阿蘇4)は火山灰も含めるとウラジオストクにまで達していることがわかる。現代社会は火山灰が積もるだけで農作物はもちろん、交通機関と電力がマヒする。火砕流だけ注意しても意味がない。
スケールと間隔に留意を。
大都会名古屋()なので在宅でも昼飯食おうと思えばよりどりみどりなのだが、スケジュールの都合上「ありもの」で済ませることの方が多い。この備蓄はもっぱらカップ焼きそばにしている。
他の麺類が嫌い、というわけではないが、週に複数これらを食うと考えた場合、「汁・スープ」がくせ者なのだ。うどんそばなら餅入れて食べたくなるし(お前だけや)、ラーメンなら凝ったスープを流しちゃうのが勿体なくて飲んじゃう(それもお前だけや)。
∴汁を強制的に捨てる焼きそばが正解
で、同じものばかり食べてると飽きるので変化球を求めるわけだが。
素直に「うまい」といえないものも中にはあるわけで。特に闇雲にマヨネーズ添えるのはやめてくれ。マヨネーズは個性を奪う。
(これはベヨネーズ)
名古屋・栄地下街の老舗円盤ショップが閉店した。聞けばレコード時代「発売前予約」を始めたのはここだそうな。
されど今「楽曲を聞く」だけなら、手のひらでポチポチすれば済んでしまうのはご存じの通り。音質派はハイレゾダウンロードに移行したし、「聞けりゃいい」層はプロモーション動画をブックマークして終わりだったりする。対価払わずにファンですもないと思うが。
「円盤」に楽曲データ収納装置としての存在意義は今や非常に低い。「円盤と一緒じゃなきゃ手に入らない何か」を付加しないと円盤が選ばれない。デザインやアルバムという提供形態にプライオリティを持たせる向きもあるが、付加物含め電子データで代替できないものはない。ぶっちゃけ「アーティスト本人から手渡しされる『物体』」……現物エビデンス位しか残らないのではなかろうか。抽選アイテム等を求めて大量に購入し、転売という騒動が引きも切らないが、その手もPCやスマホでデータ対価に抽選権を付与する形にすれば、本当にほしい人に公平に抽選される。転売自体も成り立たない。加えて「物体」であることによる在庫・流通・需要と供給のバランス……。
音楽が電気信号に変換できる以上、電気で流通させるのが最も無理無駄ムラのない形態なのだ。それが可能になった以上、媒体として、その流通形態としての延命・再起の方法を考えるより、使命が終わったと考えた方が多分良い。
「円盤の作成販売」はあるかもしれない。ジュークボックスのように楽曲をカタログから試聴して選ぶと円盤(カセットテープ)に書き込んで売ってくれる。スマホ・PCの環境がない、操作できないというシチュエーションは必ず残存する。ただこれは逆にコンビニの一業務に落とし込んだり、例えばカメラ屋さんがデジカメデータを印刷するついでなど「専門店」である必然を要求しない。DJのように「俺のセンスのコンピレーション」で円盤を売りまくる向きが出てくるかもしれないが。
実態に合わせた次の一手を打つ最後のチャンスではないのか。
最近のコメント