君の名はPapilio dehaanii……なのかい?
玄関先でレモンの木を育てていて、応じてアゲハのイモムシが付く。半分そっちも目的なのだが。
「色の薄いのがいるよ」
「脱皮直後は色が薄いよ」
「でも昨日からだよ」
ん?
ん?
形態はアゲハである。たしかに色が薄い。普通のアゲハ(ナミアゲハ)やクロアゲハは、この段階では黒い。
・背中の白帯
・おしりのトゲ
導き出される結論は「カラスアゲハ」(Papilio dehaanii)である。ただ、この種は「平地と山地の境目」に多く、アスファルトギンギラギンの街中では見ない。ホンマにカラスアゲハか?という疑念は残る。
ただもしもカラスアゲハであれば、こういう姿が見られることになるので、アシナガバチに狩られたり、寄生バチにやられたりするのはかわいそう。というわけで室内隔離。
このためにわざわざホムセンでレモンの鉢植え買ってきた馬鹿。ちなみにアゲハはサンショウ系、ミカン系を食草とするが、ミカン食う奴サンショウ喰わず、その逆もしかり、という不思議な性質がある(どっちも喰う奴ももちろんいる)。ので、そこらのサンショウじゃなくレモン買ってきた次第。まだ食ってないが、奴の頭の上の葉っぱの根元にタマゴが産み付けられていることで分かるように、アゲハ自体はこの店屋物を「食えない」とは判断していない模様。
なお仮に、ナガサキアゲハであれば、例によって温暖化ガーな話になるので、それはそれで意義があること。
まぁ青虫になれば種類は確定する。
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