パソコンに頼りすぎてパソコンが分からない
有料記事なので引用は見出しだけ。
メーカも認めている、それはいいんだが、新聞記事の方に「うーん」な文言が。
「IT機器に不慣れな教員が多くパニック」
中日新聞(東京新聞の本体)だから眉にツバする必要はあるにしてもよ、ネットとパソコンが情報インフラの地位に座って何年経った。自分が初めてパソコンに触ったのが1991年で、「PC-9801Vm」とか。理系の大学生で、時期的にも理解度も早いほうであるから、まぁ50歳より上の世代でパソコン不得手で、というのは分からぬではない。一方で2010年には、業者に回線工事してもらってパソコンを接続すれば即インターネット開通の時代になっていたから、これ以降の大学生は文系理系を問わずパソコンで……ナニ?学校自体のパソコン導入はつい最近だ?それどころかリモート授業という着想自体が去年?パソコンはセットアップ「してもらう」もので、自分でやったことは無い?
何度か書いてるが、そもそもパソコンは「機械」だけ販売されていて、直接計算機として使うなり、OS(オペレーティングシステム・人とパソコンとアプリケーションを仲介)とアプリケーションを入れて現在知られる「パソコン」のスタイルで使うなり「買った人が自分でやって」というスタイルだった。そりゃ専門知識が無いと扱えんわ。これは逆に言うと、今の「家電化」したパソコンは、そーゆー面倒くさい部分を全部メーカで済ませた状態で店に並んでいる、ということになる。スイッチ押してユーザ登録するだけで「使える」わけだが、その「使える」理由を知っておかないと「使えない」状態になったときドコに問題があるのか分からなくて詰み、ということになる。電源が~ということだが、長押し強制リセットとか、電池やケーブルを動くモノのそれと交換して、PC本体なのか電池やケーブルなのか確認するとか、「知識と経験」がモノをいう、ただし「きかいをうごかす」にあたり基本的なことは、身についてないんだろうね。「画面が出るか出ないか」で始まる世界に「まず電源を確認しましょう」は存在しないわ。
ちなみに「行ける学校に行った結果、教員免許が取れたので先生になりました」って手合いを知ってるが、まさか、ね。
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