どう商売しようと勝手ですけど
一つソニーに聞きたいのだが、貴社はハイレゾを「普及」させたいのか、プレミアムな地位を与えて対価を取りたいのか。
これは声優さんが喋ってるプロジェクト。歌じゃなくて、好きな声のある日常をハイレゾで聞いてね、っていう。
好きな声を最高条件で聞くってのは一つのあり方だからええよ。しかもそれは独り占めという方向性からイヤホンとも親和性が高い。コンポーネント揃えるよりはウォークマンorスマホ+イヤホンが一番手っ取り早いからね。
でも超音波領域まで押さえ、1677万階調のダイナミックレンジを有効に使ってると言えるのかそれ。
あとハイレゾマーク付いてるけど「48/24」の楽曲、特に日本のポップスはそればっか。理由がどっかに書いてあって言ってることがわけわかめ。fs上げると迫力不足になるので。なんだそりゃ。
録音機材の過渡応答が悪くてサンプルレートが高い場合、ステップ応答が追従できなくて立ち上がりが鈍る。そこでレートを半分にするとあら不思議、「レートが高い故に録れてしまった遅延によるダラダラした部分」がスパッと切り落とされて残ったデータはステップ応答。
てなとこだろうよどうせ。
クラシックはもっとひどくて
あのねぇ。
ちなみにこっちはこっちで主として聞いてるじじい共がハイレゾ対応=ネットワークでダウンロードだからそっちが扱えねぇと来やがる。
「レコードが復活しています」
うそこけ。そーいうデジタル化に遅延した奴が結局戻ってるだけやろがい。マジでレコード高音質で再生するなら盤面3Dスキャンして音溝からアナログ信号起こせばええやんけ。しかもそのレコードの音源はデジタルだったりしてね。
ハードはハード、ソフトはソフトでダラダラ販売してるだけで「こうやるとすごい」っていうビジョンの提示がねーんだよ。圧倒的に。
ノイズフロアの低い、しかし高感度なスピーカシステムに鋭利な信号たたき込めれば、小規模・デスクトップなシステムでも「ハイレゾ感」充分に味わえるはずなのだ。そのミニマム系がイヤホンなんだから。前から言ってるけどPWMのアンプのパルス幅を1677万用意して24bitからダレクトに変換しろ。200kHzレベルのスイッチング電源なんかGaNのトランジスタで作れるだろうが。192/24で1bitに相当するパルス幅0.0003nsになるけどw
・音楽いっぱい聞いてきてハイレゾの恩恵が理解できてて応じた機械を揃えられる金あるがコンピュータ音痴のじじい
・コンピュータ慣れ親しんでいるが握手券商売の音楽ばかり聞かされてスピーカで聞くことに意義を感じない若者達
断絶しとるやんけ。真摯な演奏家の真意に聞き手が最も近づける手段こそがハイレゾだろうが。違うか業界。
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