久々に大須
地下鉄の「上前津」で降りて地上へ出ると高級パン店があるのだが、がらん。
「ジョーシン」へ行く。会員特典のちっちゃい水筒を交換。鉄道模型とモデルガンの売り場は、がらん。
中古オーディオ屋A。がらん、店員が話しかけてくる。「何をお探しですか?」「小さなスピーカー」
1993年……1995年……いやあのね、92年のセットがヤバくなってきたので後釜。なのに同年代では。
「ちょっと、古すぎかな」
「そうですか。またお願いします~」
信号渡ってアメ横ビル、がらん。隣の食い物屋、がらん。まー、寒いのはあると思うけどね。
オーディオ屋B。いきなり札束勘定を見せられる。ニコニコしてるおじさんの隣に台車で運ばれてくるラックスマンのアンプ。
「お客さんタイミング良かったですよ。丁度手放された方が居まして」
弾む会話が聞こえてしまう。施設に入ることになったお年寄りで、オーディオなんか持ち込めるわけもなく。お気の毒なことで。初動のお金も要るしね。オーディオ換金するのは正解。しかもリビングと寝室と2セット。
ん?待って。
「↑っておっしゃいました?」
「ええ、はい」
こういうのを天の配剤という。ネコなら「NNNが仕事した」である。今日大須をほっついているのは、寝室でDENONのレシーバーにぶら下げていたBOSE121がへたばってきたから。コーン紙のカビとかどうすんじゃい。が、この子を引き取らせてもらえるなら話はガラッと変わる。イターリァのデザインはリビングに最適であるうえ、これをリビングに適用して、リビングのケンブリッジオーディオを寝室に玉突きすれば良い。
「こういうお値段ですが」
「展示機聞かせてもらってイイですか?」
アンプがアキュフェーズE-650で過剰なようだが、逆に言えばアンプに制圧された状態。ダイアナ・クラールとか聞かせてもらう。音質を吟味するのではない。単純に相性の確認。
意外や低音ズンドコ。写真でメーカロゴの下の空間はバスレフの空気砲。
4Ω84dBとか大食らいのアンプ泣かせだが、DENON600族、何とかなるだろ。むしろ「ボリューム10時の美味しいところ」あたりで丁度いいんじゃないのか。アチチになるかも知れんが。
「引き取らせて下さい」
週末に着弾する。
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