東南海地震より77年
「訓練、訓練、震度5強の地震発生。ゴゴゴゴゴゴ」
「机の下に潜って下さい~」
「雨なので今日の訓練は以上です」
おい。
よく書くのだが、名古屋では戦後「震度5」以上の揺れが観測されておらず、実際南海トラフが来たらほぼ全員が「未知の大揺れ」に見舞われることになる。しかも、先の東北地方太平洋沖地震がそうであったように、揺れる時間は3分から5分だ。倒れる、壊れる、下手したら停電して真っ暗。舞い上がるホコリ。揺れに翻弄されて身動き取れない。
それで3~5分がまんし、余震によるさらなる倒壊や、よそからの出火に気をつけながら避難行動へ移らなければならない。
訓練すべきは「そこ」じゃないのか。業務中何分も机の下の潜るわけに行かないだろうが、実際にはこうなる、を周知するだけで目安が持てる。
「総務に『手抜き過ぎる』って打ち上げられない?」
「……かけあってみます」
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