文系理系と分けるのではなく
↑有名な奴。
「家電品が動かないトラブルでコンセントが抜けてないか確認せずにサービスに文句を言う」
とかこの二日ほど書いたが、まぁ類例であろう。
我々が現在享受し、画面で指を走らせることによって得られる利便は、本来専門知識を必要とし、順を追って所要の作業を行うことによって得られた内容が殆どだ。従って、知識が無い場合、何らかトラブルが生じたときに「順を追って」確認することができない。
「理系じゃないから全然分からないしぃ」
↑良く聞くが、ネットワークがインフラ化した現在、応じた知識を最低限万人が備えておく必要があるのではないか。とりわけ令和以降社会へ羽ばたこうとする若人(!)達は、ネットワーク上でパソコンを武器に仕事をする必要がある。
仕組みを知らぬ武器で戦って良いのか?
娘が大学に買わされたパソコンが届いた。「マウスコンピュータ」と書けば、PCの排熱で暖房いらずの御仁はニヤニヤすることであろう。オヤジ的にはレートの高いCG動画作るんじゃあるまいにんなもの要るか、と思うようなスペックだが、逆に言うと娘にとってそれは卒業後の「経験値に応じた武器」になり得るものだ。まっさらのwindowsだけの無課金状態であるから、アカウントを取得し、アプリケーションをインストールし、ガジェット接続して、覚えて行くといい。専用のドライバをダウンロードとか不要になっただけ令和の今は楽だ。現下「動くようになるまで」は勝手にやるのだが「なぜそうなるか」を知ってるかどうかは後々大きくスキルの差を生む。
「数式で語られる世界」をある程度把握しておくべき時代になったのだ。毛嫌いするのは勝手だが、置いて行かれて、格差は広がって行くだけ。それこそ武器の優劣が人生を制する。
グレードアップして一発で仕留めろ。それはどのみちこの先求められる「効率化」された世界だ。
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