一周回って
「CDの売り上げが上位」というだけで実力と乖離したのが出るようになってから、「紅白歌合戦」の存在意義は東証整理枠の銘柄程度に下がっている。知らない歌手がラインナップされてると「またごり押しか」とフィルターが掛かってしまう。
が、今回のは男性ヴォーカルの発掘という点で収穫があった。藤井風氏でありまふまふ氏だ。
良いではないか。当ったり前だがネット発信源の楽曲は本当に実力が無いと人気にならない。もちろん、くだんの乖離系もその辺の工作は謀るのであるが、用意した弾数以上にならないので頭打ちになるうえ、継続性がないので枯れ萎むことになる。「本当に聞きたいか」単純な問いに対する答えだ。
「悪貨は良貨を駆逐する」のが現下日本の音楽業界(楽曲販売)の実態だと思うが、なれば安全な「金(Au)」に集まるのも当然の成り行きである。金本位制だw
「売りたい物売る」んじゃなく「欲しい物売れ」。そういう掘り出し物をアンテナ高い人が拾って来るなら、この番組を延命する意義を認めよう。
「歌合戦」なんだから歌の力で戦え。単純な話だ。
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