令和4年3月 16 日 23 時 36 分頃の福島県沖の地震
まぁ、まずは「Hi-Net」で可視化された揺れ広がりのアニメーションをご覧下さい。
揺れの推移の動画 pic.twitter.com/YcMvZFoIOB
— すのぴ@キュアカイシャイン (@sunop2000) March 17, 2022
「S」を記された赤い丸(S波・主要動)が大概広がりきったところで、突然また赤いエリアが広がってますね。34分M6.1の揺れが収まりきる前に36分M7.4の揺れが始まったわけです。
2回目の揺れは「初期微動」が1回目の揺れにマスクされているので、いきなりドカンときた形。今回は揺れに驚いて転んでしまい、お亡くなりになった方もあるとか。まぁ、普通こんな「間髪を入れず」大きな地震が連続するとは思わない。ただ、東北地方太平洋沖地震は2つ3つ連動しているとは書いておく。
メカニズム。逆断層型。座布団2枚床に置いて押しつけあって見て下さい。片方が片方の上にせり上がるでしょう。これが逆断層型。
動いたのは太平洋プレートの中。日本列島の下に潜り込もうとしているので、当然、先頭は抵抗を受ける。対して、後ろからプレート運動で押される。前が行けないのに後ろから押される……動けない座布団と押される座布団。なお、この結果、上に乗ってる日本列島全体が揺すられたので、マグニチュードの割には広い範囲で大きく揺れた。
34分が36分を誘発したのか、時間差でずれ動いただけか。
まぁ、またこんなの来ます。地震のパターンは一つじゃないので。
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